感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Ken Terada
1
アンドロイドかなんかを外部から考察するのかと思ったら、僕たちこそアンドロイドと言わんばかりの本でした。2012/05/31
ひろちき
1
面白いし納得しながら読めるんだけどもうちょっと依存性の話してほしかったかな。新しいものを求める社会ってのはいいな。新しもの好きなはずなのに失敗を恐れて何もしないってのは人間として何かもったいないような気になってきた。あと、結婚とか終身雇用とか新しもの好きってことを考えるとちょっと矛盾した面白いシステムなのかもしれないなと思った。2012/04/21
issy
1
トラとヒトに共通する「ネオフィリック（新しもの好き）」な気質。学習成果の「ロボット化」。副作用としての「慣れ・飽き」。結果として生じる「同カテゴリのちょっと新しいもの」を求める心理。いちいち腑に落ちる論説。話はマスターベーションのオカズから社会や国家、文明にまで広がる。ヒトは自らが良くも悪くも「ネオフィリア」であることにもっと意識的であるべき、というのが結論。まあなんとなく気づいてはいたけどね…。2012/04/08
トキヲ
0
これは面白い！題名とは裏腹にロボットには"ココロ"が無いので、つまりは新しいものを常に求める人間の話で有る。最新技術が"当たり前"となってしまうと有り難みは薄れ過去の遺物と化し、もっと良いものを求めてしまう心理が分かりやすく解説されている。情報システム部門に籍を置く当方としては嫌という程痛感させられる。だからこそ色々なメッソドや技術がどんどん開発されて行くのだなと納得した、とても興味深い一冊で有った。特にRPA担当者にオススメの一冊。2018/08/18
