心果つるまで―日本の戦犯にされた四人の台湾のお友だち

心果つるまで―日本の戦犯にされた四人の台湾のお友だち

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  • サイズ B6判/ページ数 272p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784835532356
  • NDC分類 210.75
  • Cコード C0095

内容説明

なぜ、かくも多くの台湾の人たちが日本兵として戦犯の裁きを受けなければならなかったのか。日本軍のために任務を忠実に果たした彼らが今日まで何の補償も受けられない―台湾人元日本兵たちの戦中・戦後の過酷な体験を通じて、歴史の暗部を浮き彫りにする、渾身のドキュメンタリー。

目次

鄭火山さん亡くなる
台湾の歴史
日本の植民地
皇民化教育
太平洋戦争始まる
俘虜取り扱いに関する国際法規
戦陣訓
俘虜収容所
俘虜監視員募集
白河訓練所〔ほか〕

著者等紹介

福永美知子[フクナガミチコ]
1930(昭和5)年、大阪生まれ。旧制京都女子専門学校育児科卒業。大阪にて保育所経営。1964(昭39)年、北海道十勝にて農業に従事。1980(昭和55)年、離農、姫路へ。水晶工房版『心果つるまで』(自家版、1995年5月刊)で、姫路文化賞「黒川録郎賞」を受賞
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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Akio Kudo

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★★★★ 日本と台湾は戦後も上手くいっていると言われていたが、あまりの統治の過酷さに言葉がない。その日本でいいように使われて、戦犯になった人々の境遇に言葉がない。2018/01/02

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