ゆきのなかのりんご

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  • サイズ A4判/ページ数 34p/高さ 28cm
  • 商品コード 9784835454450
  • NDC分類 E
  • Cコード C8797

内容説明

雪に閉ざされた真っ白な世界。食べ物を求めてさまようウサギは、木の上に、たった一つの真っ赤なリンゴをみつけます。リンゴは高すぎて、とてもウサギには届きそうもありません。そこでウサギが思いついた名案は?寒い季節に“森の動物たち”に思いを馳せながら読んでほしい絵本です。

著者等紹介

オラル,フェリドゥン[オラル,フェリドゥン] [Oral,Feridun]
1961年トルコのクルッカレに生まれる。マルマラ大学美術学部卒業。トルコを代表する絵本作家のひとりで、数多くの作品を発表し、スイス、オーストリア、イギリス、スペイン、ドイツ、韓国、中国などで広く紹介されている。1992年『森のこえ』で第8回野間国際絵本原画コンクール佳作を受賞。現在はイスタンブールのアトリエで、絵本や児童書のイラストレーションのほか、絵画、彫刻、陶芸などの制作にも取り組んでいる。トルコIBBY年間最優秀絵本受賞作品『あかいはねのふくろう』および『おばあちゃんはだれににているの?』(ともに復刊ドットコム刊)は、第24回ブラティスラヴァ世界絵本原画展に出品され、2014‐15年の1年間、日本国内5カ所の美術館を原画が巡回

ふしみみさを[フシミミサオ]
伏見操。1970年埼玉県生まれ。上智大学仏文科卒。20歳の時、パリと南仏エクサンプロヴァンスに留学。洋書絵本卸会社、ラジオ番組制作会社を経て、海外の絵本や児童書の翻訳や紹介につとめている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

シナモン

123
食べ物も雪で埋もれてしまった冬。みんなで力を合わせてとったりんごはさぞ美味しかったことでしょう。しゃきしゃきのりんごってのがまた良い。みずみずしさが伝わってきました。茶色がかった絵と白い雪の絵も雰囲気あって癒やされました。2022/01/06

♪みどりpiyopiyo♪

54
さむい さむい ふゆの ひ。おなかを すかせた うさぎが、たべものを さがしていました。でも、なにもかも ゆきに うもれ、はっぱ いちまい みつかりません… ■雪の日の仄明かりが美しい絵本を読みました。現代トルコの作品です。■厚い雪に閉ざされた地面、こんこんと降りしきる雪、森の動物たちの毛並みと仕草、動きのある構図、どこまでも美しい絵が印象的。落ち着いた絵と楽しい物語が雪の日の静けさを届けてくれるのが心地よく、小さい子にぜひ読んであげたい とってもステキな絵本でした。(2012年)(→続2019/01/27

たまきら

36
ダーウィンがきた!を愛する母子ですから、捕食者が登場するとドキドキしてしまうんですが、いやはや優しいおはなしでした。「芯残してる!」うんうん、ですよね~。2019/03/14

魚京童!

26
ふしみさんだった。やっぱりこの人最高だ。うまい。「絵本は0歳から150歳まで楽しめる、とてもすてきなものだ」と思ってる。2019/04/12

みつばちい

24
絵が可愛くて、図書館から借りた。中3娘と読んだ。お腹が空いたうさぎが林檎がなっているのを見つけたけれど、届かない。森の動物たちに手伝ってもらって取ろうとするが… あんな小さなリンゴを分けっこするなんて、お腹満たされないねと娘と話した笑2021/02/17

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