著者等紹介
鈴木力衛[スズキリキエ]
1911‐73年。1936年東大仏文科卒。1937‐39年日仏交換学生としてパリ大学に学ぶ。帰朝後、アテネ・フランセ講師をへて、1950年学習院大学教授。この間、東大、慶大、早大、明大等の講師を歴任。モリエールを中心とするフランス文学・演劇についての著・訳書多数。1958年岸田演劇賞受賞。『ダルタニャン物語』の訳業により第6回(1969年度)日本翻訳文化賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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異世界西郷さん
16
舞台は前巻から20年後。リシュリューに代わり枢機官となったマザランの悪政によりパリ市民の怒りは頂点に達しフロンド派が台頭。それぞれに人生を謳歌していたダルタニャンや三銃士の面々もその争乱に否応なしに巻き込まれてしまう第3巻。今回もめちゃくちゃ面白かったです。主義主張や野心のためにそれぞれの進路を取るダルタニャン、ポルトス、アトス、アラミスの4人がとても人間臭く、憎めない感じで好感が持てました。2018/03/15
Tomo
3
ちょっと後味の悪い終わりだった三銃士でしたが、二十年後はメチャクチャ面白く始まりました。ワクワクとページをめくり、読み進みます。2018/11/07
Yasu
2
三銃士の物語から二十年。ルイ十三世もリシュリュー枢機官もこの世を去りダルタニャンも既に四十歳。国民は重税に苦しみ、宮廷では枢機官派とフロンド派の権力闘争が激化。そして、四銃士も敵味方に分かれ・・・・・ダメだ、面白すぎる!!!2014/05/31
みんみん
2
2部以降の物語は、はじめて読むけど1部以上に面白い!友情に感動する。2012/07/05
723
1
念願の三銃士続き。巻末にネタバレが… 佐藤賢一の二人のガスコン読んだ後なので倍興奮した。ラウルがどうなるのか楽しみ。デュマ小説は読むのをやめられなくなる。2012/08/11