出版社内容情報
床下から次々にステップが出てくるエスカレーター。たくさんの人をつぎつぎに乗せて上下階に運びます。かたやエレベーターは人数が限られますが、離れた遠くの階へ一気に運んでくれます。各階をゆったり眺めながら移動するエスカレーターと、素早く移動するエレベーター。どちらも人が大勢集まる場所に設置されることの多い身近な乗り物ですが、一体どんな仕組みなのでしょう? 上手な乗り方や降り方のコツも紹介します。
内容説明
月刊「かがくのとも」から生まれた日常にひそむ科学をみつめる絵本です。みぢかなのりものエスカレーターとエレベーターののりかたからしくみまで。なんでうごくかしってる?
著者等紹介
小輪瀬護安[コワセモリヤス]
1976年埼玉県生まれ。東北芸術工科大学芸術学部洋画コース卒業。第180回ザ・チョイス入選(2011年)。イタリア・ボローニャ国際絵本原画展入選(2012年、2013年)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
☆よいこ
74
科学絵本。読み聞かせ5分。エレベーターの乗り方と仕組み、エスカレーターの乗り方降り方と仕組みがわかる▽さんたろうくんは、お母さんと一緒に8階建てのデパート「かがともや」にやってきた。お姉ちゃんの誕生日プレゼントを買うために6階のおもちゃ売り場までエレベーターで上がる。お姉ちゃんにはクマのぬいぐるみ、さんたろうくんは恐竜のおもちゃを買ってもらう。エレベーターが混んでいたのでエスカレーターで屋上まで上がる▽シンプルにわかりやすい。絵本版2023年11月刊2024/01/07
anne@灯れ松明の火
27
読友さんご紹介。新着棚で。デパートを舞台に、エレベーターとエスカレーターの仕組み、特徴、乗り方を教える。細かく、くっきり描かれた絵で、わかりやすい。エスカレーターに乗り降りする時って、いまだにドキドキする(笑) 科学の絵本はあまり読んでいないので、小輪瀬さん初読み。2024/01/23
ツキノ
20
【大きなデパートのにぎわい】2016年3月かがくのとも発行 2023年11月かがくのとも絵本。小和瀬護安さく。8階建ての大きなデパートにやってきたさんたろうくんとおかあさん。エレベーターで6階へ、屋上へはエスカレーターで。仕組みを解説。たくさんの様々な人でにぎわっている様子、いろいろなお店など、見応えあり。色合いがとても好きだ。【54】2024/02/27
biba
14
私も実はよくわかっていなかったエレベーターの仕組みがわかって、勉強になりました。子供は「こういうふうにわかっちゃうと乗る時逆に怖い」とのこと。「おもりが取れちゃったらどうなるの」と不安そう。そのために点検しているんだと説明するも、拭いきれず・・・。2024/01/10
み
12
評判の割には普通かなと思ったけど、子どもが読んだらワクワクするかなあ。エレベーター、重りがあるのは分かってたけど、エレベーターの人が乗っている側の箱を上に持ち上げるのを楽にするためというのはなるほどと思った。エスカレーターは、乗り方のコツも説明されていて良い。だれがこんな仕組み考えたんだろ。すごいなあ。2024/02/01