福音館古典童話シリーズ<br> ニルスのふしぎな旅〈上〉

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福音館古典童話シリーズ
ニルスのふしぎな旅〈上〉

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  • サイズ A5判/ページ数 515p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784834022735
  • NDC分類 K949
  • Cコード C8097

内容説明

妖精にいたずらをして小人にされたニルスは、ガチョウのモルテンやガンのアッカたちとスウェーデンの空を北に向かって旅をすることになります。旅の途中、仲間のガンの命を救ったり小さな動物たちを護ってあげたりするうちに、役立たずのただの悪童だったニルスが、小鳥や動物たちに好かれ、仲間から信頼される少年に成長していきます。今、新訳によって鮮やかに甦る「ふしぎな、すばらしい」冒険物語。1931年版の原書の緻密で美しい挿絵を160枚再現。小学校上級以上。

著者等紹介

ラーゲルレーヴ,セルマ[ラーゲルレーヴ,セルマ][Lagerl¨of,Selma]
1858年、スウェーデン中部ヴェルムランド地方のモールバッカに生まれる。1885年、首都ストックホルムにある師範学校卒業後、スウェーデン南部スコーネ地方のランドスクローナで教職に就く。1891年、『ヨスタ・ベーリング物語』で作家デビュー。1895年、教職を退き、作家活動に専念する。1909年、女性初かつスウェーデン人初のノーベル文学賞を受賞。名作を数多く残し、1940年、モールバッカの自宅で死去

菱木晃子[ヒシキアキラコ]
1960年、東京都に生まれる。慶應義塾大学卒業後、スウェーデンのウプサラでスウェーデン語を学ぶ。現在、スウェーデンを中心に児童書の翻訳に活躍。横浜市在住

リーベック,ベッティール[リーベック,ベッティール][Lybeck,Bertil]
スウェーデンの画家、イラストレーター。1887年生まれ。生涯の多くをフランスのパリで過ごす。人間や事物の本質を鋭くとらえ、的確に表現する作風に定評がある。挿絵の代表作に、ボッカチオ『デカメロン』(1918~1922)がある。1945年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

七色一味

48
読破。ニルスと言うと、ガチョウに跨って空を飛んでる姿を真っ先に思い出したけど、それ以外はすっぽりと話の内容が思い出せない(笑)ということで借りてみました。借りてびっくり、上巻下巻で、しかもどちらも500頁超えてる!それもそのはずで、スウェーデンの南端から、布を縫うような感じでバルト海を北上、フィンランド付近まで行って、そこから南下してくるという、スウェーデン周遊のような物語なんですもの。そもそもなんでニルスが小さくなってしまったのかとか、ガチョウのモルテンとの仲とか、なんで旅に出たのかとか(続く)2015/02/11

seacalf

43
きっかけはヨルシカの曲「さよならモルテン」。なかなか最後まで読み終えないという歌詞に痺れを切らして読みたい気持ちが高まった。アニメは見たことがないので、その分前情報なしで新鮮な目で物語を楽しめた。どうしようもない悪童だったニルスが旅を通して成長していく様が清々しい。彼がモルテンの背に乗って眺める景色の素晴らしいこと、羨ましいこと。グリミング城でのドブネズミとの戦い、ツルの大舞踏会、ヴィネタという幻の街、猟犬カッルとヘラジカの灰毛、心に残る数々のエピソードと動物達との出会いにしばし楽しく心を委ねた。2024/01/16

syota

35
昔、抄訳版で読んだので粗筋は知っていたけれど、完訳版で読むと印象が大分違う。単にスウェーデンの地理紹介を兼ねた冒険物語というだけではなく、人の幸せ、人の生き方を考えさせてくれる、奥行きのある物語だった。例えば、海底に沈み百年に一度姿を現す町のエピソード。沈んだ町と同じように栄えながら今は寂れた地上の町を見て、あの町は沈んだまま時が止まってよかったのでは、とニルスが子供らしく考え、それに対して作者が別の視点を提供する。大人でさえ考え込むような深みのある主題を、分かりやすく提示していて印象深い。2018/02/28

ベルるるる

29
空を飛んでいる鳥を見ていたら、突然「ニルスの不思議な旅」を思い出した。子供の時ホントに大好きだった物語。わくわくしてページをめくった思い出。図書館に駆け込んで借りてきた。なつかしくて、ただひたすらなつかしく読んだ。さあ下巻に進もう。2019/02/28

明那

22
全話入ってるのが読みたくて数年前購入。やっと読みました。切ない話やハッピーエンド色々あるのですが、やはりダントツ海底の町が好きです。ニルスがいい子になっていくのを読むのは楽しいです。地図もついてるので追いながら読んでます。2014/11/04

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