ブナの森は宝の山

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  • サイズ A4判/ページ数 111p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784834021844
  • NDC分類 K653
  • Cコード C8040

内容説明

ブナの森は、水の森でもある。森の中には大小たくさんの沢が流れ、いたる所にわき水がある。冬は数メートルの雪がつもり、森全体が雪におおわれてしまうが、その雪が春になるとじょじょにとけだして、やがて地中にしみこみ、たくわえられる。ブナの森の流れが一年中枯れることがないのも、この雪のおかげだ。

目次

冬(豪雪の森;雪の森は別世界;食べたのはだれ?;迫力満点!クマゲラの巣穴ほり;曲がるブナ;雪の森の虫たち)
春(雪どけ水が森にあふれる;雪どけの増水;恵みの山;根開き;春到来!冬芽と若葉;スプリングエフェメラル;花の就眠運動;春の山菜;雪どけの水たまり;水中生活者 水生昆虫 ほか)
夏(にぎやかな歌い手たち;樹幹流;モリアオガエルの産卵;初夏の草花;ブナの森のラン;子育ての季節;森の小さな仲間たち;明かりに集まる虫たち;クワガタムシ;大あご自慢 ほか)
秋(紅葉前線;紅葉美;光るキノコ;森のごちそう 食べられるキノコ;秋の実り;遠くへ遠くへ種が飛ぶ;木道 人もけものも歩く道;星ふる森;おいしいブナの実;森の主 巨木 ほか)
ブナの1年

著者等紹介

平野伸明[ヒラノノブアキ]
1959年、東京生まれ。82年に雑誌「アニマ」で写真家としてデビュー。97年に映像制作企画会社「つばめプロ」を設立

野沢耕治[ノザワコウジ]
1975年、埼玉生まれ。立正大学文学部地理学科卒。子どもの頃から身近な自然に親しみ、東京綜合写真専門学校にて本格的に写真を学ぶ。98年に平野伸明に師事。日本はもとより、アフリカなど世界にも活躍の場を広げ、また最近はバルーンを使った俯瞰撮影やハイビジョンカメラを用いての映像制作などにも挑戦している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

サラダボウル

13
素敵な本です。児童書ですが、森の四季の中に連れて行ってくれます。先日奥多摩のバス停で「ブナは森の女王」というフレーズを見た。目の前の山の蒼さに見惚れながら、私はブナの木がわからない‥と思い借りてくる。登山に向かう人々を羨ましく見送り、温泉でのんびりしている派ではありますが、少しずつ知っていきたいなと思います。2020/08/29

mame

1
オールカラー。写真が多く、見やすい。2019/03/26

タメタメ

0
宝の山ですね。写真いっぱい。木を敷いた道は、動物達にもお気に入りの道となってた。2011/10/15

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