出版社内容情報
「どうぶつむらのがちょうおくさん」シリーズの第1巻。愛すべき変わりもののがちょうおくさんが、どうぶつむらの仲間たちといっしょに繰り広げる愉快なお話の始まりです。
<読んであげるなら>4才から
<自分で読むなら>小学低学年から
著者等紹介
ポター,ミリアム・クラーク[ポター,ミリアムクラーク][Potter,Miriam Clark]
1886年、アメリカのミネソタ州に生まれる。多くの新聞や雑誌に子どものためのお話や詩を寄稿し、生涯にわたって子どもの本の創作を続けた。作品はスウェーデン語やフランス語にも訳され、国際的に親しまれている。1965年没
松岡享子[マツオカキョウコ]
1935年、神戸に生まれる。神戸女学院大学英文学科、慶応義塾大学図書館学科を卒業したのち、渡米。ウエスタンミシガン大学大学院で児童図書館学を学び、ボルチモア市の公共図書館に勤めた。帰国後、大阪市立中央図書館小中学生室に勤務。その後、家庭文庫をひらき、児童文学の研究、翻訳、創作に従事。1974年、石井桃子氏らと財団法人東京子ども図書館を設立し、現在同図書館理事長を勤める。東京都在住
河本祥子[コウモトサチコ]
1940年、東京に生まれる。女子美術大学芸術学部図案科卒業後、米国アートセンタースクールに留学。1980年から10年間、家族とともにニューヨークに住む。幼い子ども二人とともに絵本を読むうち、絵本作家を志す。神奈川県在住
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
積読亭くま吉(●´(エ)`●)
66
★★★何とも落ち着きがないがちょうおくさんの、めまぐるしく慌ただしい日常のお話し。読んでいて、頭の中が騒々しさにチカチカします|❛ ❛๑)♪悪い人では有りません、名物おばさんなのは間違い無さそうなキャラクターです。「がちょうおくさん」ってからには、旦那さまがいらっしゃったり、もしかしてご家族がいらっしゃったりすると思うのですが、一緒に暮らすのは、忍耐と諦観と鈍感と感謝が人さまの何十倍か必要になる事でしょう。(´・Д・)†アーメン♡2015/10/13
chiaki
35
どうぶつむらに住むそそっかしいがちょうおくさんのゆかいなお話が6つ。そのそそっかしさは、近くにいるといろいろ巻き込まれちゃってちょっとめんどくさい人って感じかな。でも全く憎めない、むしろ親近感が湧いちゃうから不思議♡どれも好きなお話だけど、『がちょうおくさんのはたけ』は、りすおくさんの「そのまにほかのことをなさい。せっせとはたらくのよ」という言葉が分かりみ深くて結構沁みました。これは『えんどうまめばあさんと~』が好きな次女に読んであげたい!2023/06/01
みつばちい
26
大真面目だけどぬけていて、失敗も多いがちょうおくさん。村のみんなを巻き込んで一騒動。屋根の上で昼を食べたり、長靴探したり、自転車忘れて自転車旅行に行ったり、クリスマスプレゼントの宛名を間違えたり、、どこかにくめないおくさんのドタバタが笑えた!2020/11/06
せんむ
20
清水眞砂子さんの著者の紹介にあったので読んでみた。主人公、がちょうおくさんを「財布を忘れてゆかいなサザエさん」的なキャラとイメージして読んだら大間違いだった。こんな人が身近にいたら、それとなく病院に行く事を勧めるだろな。だけど、がちょうおくさんが住むどうぶつ村や住民は、みんな暖かい。2015/10/12
杏子
17
自分で読んで、すごく面白かったので1年生に紹介したが、貸出にはいたらなかった。やはり、実際に読んであげたほうがよかった。2016/11/03