著者等紹介
シュルヴィッツ，ユリー［シュルヴィッツ，ユリー］［Ｓｈｕｌｅｖｉｔｚ，Ｕｒｉ］
１９３５年ポーランドのワルシャワで生まれた。１９６９年には「空とぶ船と世界一のばか」（岩波書店）がカルデコット賞を受賞し、またこの本と「あめのひ」は、それぞれ１９８６年、１９６９年にアメリカ図書館協会の選定図書に選ばれた（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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シナモン
144
町にも野山にも雨は降る。水の流れは川から海へ。壮大な海のうねり。そして雨は上がり空には虹が。「みずたまりは そらのかけら」素敵な言葉。2020/07/02
ちなぽむ and ぽむの助 @ 休止中
141
せっかくだからうんざりするような梅雨も楽しみたい( * ॑˘ ॑* )……とたくさんの雨の本を用意しましたがなかなか雨の日がありません。雨の音をおもって雨の本を読む。それもまた良きかな。今日は爽やかな初夏の風です。2020/06/14
Kawai Hideki
114
「よあけ」「おとうさんのちず」のユリ・シュルヴィッツ作品。朝起きたら雨が降っていた。ベッドの上で雨の音に耳をすませる。そんな感じの部屋の中からお話がスタート。意識は窓から屋根へ、そして、雨に包まれる町全体へ。さらに、雨の流れを追って、野山、丘、池、小川からだんだん河口へ、そして大海原の波から天へと広がって行く。やがて、意識は町へ戻り、いつしか雨の恵みによる草木の成長や、雨上がり後の遊びの空想へ。このダイナミックな視点の移動と、「みずたまりは そらの かけら」の一文が良かった。2016/03/09
Hideto-S@仮想書店 月舟書房
93
青を基調にした叙情的で静かな絵本。外は雨。雨は町にも山にも草原にも降り注ぐ。外で遊ぶのは明日にして、今日は部屋の中で雨のメロディに耳をすませる。山に降った雨は小さな流れを作り、それが集まって川へ、さらに海へとたどり着く。雨があがってできた水たまりは、地面に空のかけらを映し出す……。1972年9月初版。1969年のコールデコット受賞作『空とぶ船と世界一のばか』と同じ時期に作られたみたい。2016/03/19
♪みどりpiyopiyo♪
74
あめが ふりだした ほら きこえる ■心が静かに浮き立つような、雲の切れ間から世界を垣間見るような、ひとときの浮遊感を感じました。幼い頃に 神さまの隣で一緒に世界を見つめてた記憶。（1969年）2017/07/16
