出版社内容情報
きつねに家をとられてしまったうさぎが、おおかみや、くまに助けをもとめますが、誰もきつねを追い出すことができません……。ロシアの昔話をダイナミックに描く味わい深い絵本。
<読んであげるなら>3才から
<自分で読むなら>小学低学年から
内容説明
きつねはいいかえします。「おまえにとびかかって、ひきちぎってやる!そうすりゃ、かぜにとびちるさ!」「おーっ、なんとらんぼうなこと!」うしは「モーッ!」とうめいて…読んであげるなら3才から、じぶんで読むなら小学校初級から。
著者等紹介
ヤールブソワ,フランチェスカ[ヤールブソワ,フランチェスカ][Yarbusova,Francheska]
1942年、アルマータ(カザフスタン)で生まれ、モスクワで育つ。1967年にモスクワ映画大学美術学科を卒業。連邦動画スタジオに就職し、アニメーションの美術監督として働く。ノルシュテイン監督による作品『きりのなかのはりねずみ』、『話の話』の美術監督として繊細で美しい映像を実現する。ノルシュテインとは、私生活でもパートナーである
ノルシュテイン,ユーリー[ノルシュテイン,ユーリー][Norshteyn,Yury]
1941年、ロシア、ペンザ州アンドレーエフカ村(疎開先)で生まれる。1943年からモスクワ在住。1961年にアニメーション美術上級コースを卒業し、連邦動画スタジオに就職。監督として手がけたアニメーション作品に、『きつねとうさぎ』、『あおさぎとつる』、『話の話』、『きりのなかのはりねずみ』などがあり、世界的に高い評価を得ている。『ユーリー・ノルシュテインの仕事』(ふゅーじょんぷろだくと)で、その活動が集大成されている。35人の世界の監督が共同で制作した連句アニメーション『冬の日』では芭蕉の句を担当。現在、ゴーゴリ原作の『外套』を長期にわたって制作している
こじまひろこ[コジマヒロコ]
東京都出身。1972年に日ソ学院(現、東京ロシア語学院)本科卒業後、モスクワ大学ロシア語教師養成セミナーで研鑽を積む。以後、映画、音楽分野で通訳、翻訳、執筆などに従事
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感想・レビュー
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KAZOO
Kawai Hideki
yomineko@猫毛まみれ
yomineko@猫毛まみれ
キジネコ
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- 和書
- 穴が開いちゃったりして