こどものとも絵本<br> やっぱりおおかみ

個数:

こどものとも絵本
やっぱりおおかみ

  • ウェブストアに3冊在庫がございます。(2024年05月22日 11時42分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B5判/ページ数 31p/高さ 27cm
  • 商品コード 9784834005202
  • NDC分類 E
  • Cコード C8795

出版社内容情報

ひとりぼっちのおおかみは、仲間を求めて、ぶたの町、うさぎの町、とさまよいますが、どこへ行っても仲間はいません……。今までの絵本にはない、斬新なテーマに取りくんだ意欲作。

<読んであげるなら>3才から
<自分で読むなら>小学低学年から

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

やすらぎ

219
この世界に残った最後の狼は、いるはずの仲間を探して今もどこかを彷徨い続けているのだろうか。日常はいつも通り賑やかに流れているように見えるけど、どこを探してもいないんだ。あとひとりでもいたら温かい料理だって一緒に楽しむことができるのに。こんな姿でなければ誰かと楽しむことができるのに。いると思うから辛いのなら、いないと思うしかないのかな。そう思うと少しは心が愉快で楽になった。なんでこうなったの。なぜわたしだけ。心の置き所を探して、温かな明かりの隙間を下を向いて歩いている。孤独さえも感じなくなってしまった物語。2023/02/05

175
なんというロンリーウルフ。せつなくも深い絵本。マイノリティとマジョリティ、学校や会社で孤立する人と周囲、いじめという捉え方もあるだろう。ここで大事なのはおおかみが仲間を欲しがってるという本音。自ら好き好んで孤独を選んでるわけではないということ。そしておおかみが「やっぱり自分はおおかみだからな」と諦めざるをえない現実の残念さ。でも何度も読み返すとラストの5ページ分は、ポジティブな自己肯定とも言え、多数派に染まらない心の強さを身につけたのだとも思えた。最後のメリーゴーラウンドの絵がまた深い。(コメントに続く⇒2014/09/28

masa@レビューお休み中

160
絵本カフェで見つけて…。貪るように読んで…。読み終わった後、なんだかポカーンとした空虚感にひたって…。あぁ、この絵本がすごく欲しいと思って…。よく見たら、元の所有者のイタズラ書きがあることに、はじめて気づいて、購入を断念したんですよね。きっと、子供たちは子供たちで、おおかみのような気持ちになることもあるし、直感的に自分たちを種類分けしていたり、差別やイジメという種類分けをされていたりするのでしょうね。自分がひとりぼっちのおおかみだとしたら…この世界で生きていくことができるのだろうか…。2015/05/19

♪みどりpiyopiyo♪

126
おおかみは もう いないと みんな おもっていますが ほんとうは いっぴきだけ いきのこって いたのです。■ひとりぼっちのおおかみの子。自分に似た子はいないかな と思うけど、どこに行っても なんか違う。■仲間に囲まれ、社会ができている、群れで生きる動物を羨ましく思うけれど、自分はそういう生き物じゃないんだと達観。それでもなお ひとりきりだと悟ったあとに広がる晴れやかな空。■もう「け」って世界に背を向けることはないでしょう。個性的な子や障害を持つ子の心の旅を思いました。( ' ᵕ ' ) (1973年)2017/04/08

Hideto-S@仮想書店 月舟書房

120
絶滅したと思われたおおかみは、実は一匹だけ生き残っていた。まだ子どもの彼は仲間を探して歩く。「おれに似た子はいないかな」。うさぎ、ひつじ、ぶた……仲間の輪の中にいる生き物は楽しそう。輪に入れないおおかみは「け」と捨てゼリフを残して立ち去る。「おれに似た子はいないんだ」。シルエットのように描かれるおおかみの姿からは表情は読み取れない。孤独な魂を抱えた彼の決意……切ない。1973年10月。2016/04/10

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/527999
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。