出版社内容情報
アニカはちいさな女の子。でも自分のことは何でもできるし、おてつだいだってできます。ある日、牧場からめ牛がにげだすと…。スウェーデンの美しい絵本。
<読んであげるなら>4才から
<自分で読むなら>小学低学年から
内容説明
読んであげるなら4才から。じぶんで読むなら小学校初級から。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
gtn
25
大きな犬やおじいさんとも対等だった幼き頃。純真ゆえだろう、こびととも友達だった。しかし、年を重ねるにつれ、犬に怯え、年寄りを敬い、こびとが見えなくなる。ただ、大人になってもピュアな心を残している人が稀にいる。著者はおそらくその一人。2020/08/05
ヒラP@ehon.gohon
22
アニカの生活は夢いっぱいです。 のどかな牧場の心暖まるエピソードです。 アニカはよいこの見本のような女の子で、りっぱにお母さんのお手伝いができます。 小人たちと遊び始めた時にはちょっと心配しましたが、牧歌的な懐かしい時代の、懐かしい絵本だと思います。2019/02/07
新田新一
18
牧場に住んでいる女の子アニカは、お母さんに、牝牛の番を頼まれます。牧場の柵がこわれていたので、そこから牛が逃げ出すのを防ぐためでした。小人や犬が助けてくれて、アニカはお母さんの言い付けを守ることができました。スウェーデンの絵本です。どこか懐かしい感じのする絵が、非常に好みでした。アニカの味方をしてくれる小人たちの存在が魅力的です。ここに描かれているように、小さな子供は、大人には見えない世界とつながりを持っているのだと思います。2024/03/15
Cinejazz
18
スウェ-デンの絵本作家エルサ・ベスコフさんの〝お利口な小さな女の子<アニカ>〟のお話です。 アニカは自分のことは何でもできるし、お手伝いだってできます。ある朝のこと、牧場の柵が壊れて牝牛の<マイロス>が逃げないかと心配するママに 「わかった。わたし、牧場でマイロスを看ているわ」と言って出かけたアニカでしたが・・・。 アニカと会話するワンちゃん、小人たちが住む小さな家、ほら吹き少年<ウッレ>など、メルヘンの世界に子ども心を誘ってくれる、古き良き時代の絵本です。2022/12/16
おはなし会 芽ぶっく
18
『小学校での読み聞かせガイドブック プランニング遊』で、朝読書のプログラムが参考になったので、記録しておきます。2年生予備本10~15分 未読だったので、読む機会ができました。 【ジェンダー絵本 女の子らしく なくていい!】2020/03/06