出版社内容情報
あなたは星や星座の名前をあてることができますか。昔からの方法で結ばれた星座はたいへんややこしいものですが、レイは親しみやすい独特な結び方を考えだしてくれました。
<読んであげるなら>5・6才から
<自分で読むなら>小学中学年から
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
absinthe
59
間違いなく、生涯で最もたくさん再読した本です。星座が全部出ています。自分たちの太陽系が1センチの大きさだったら、お隣の星はどれだけ遠いか。そういったスケール感を初めて実感した本です。しかも星の物理ばかりでなくて、星にまつわる神話のお話まで面白いのです。 この本を読んでから、夜一人で夜空を見上げるのが大好きになりました。 何か、とてつもなく広大な真空の宇宙に砂粒みたいな自分が浮かんでいるのを実感するのです。海より大きな空間に描かれた星座、天空の芸術を中央の砂粒に座って観賞しているような。
seacalf
48
シリウスとオリオン座しか見つけられない星座音痴なので、この絵本はものすごくためになる。『おさるのジョージ』の作者H.A.レイのイラストも楽しいし、とっつきやすい。光年や惑星の基本的な説明や、星座のもとになったギリシャ神話、季節ごとの星図の探し方をわかりやすく丁寧に教えてくれる。巻末にある各月ごとの夕方の一番星の紹介や、星図のための時刻表、15の1等星の紹介など、実際に星探しをするのに嬉しい情報満載。なるほど、どんな季節でも北斗七星さえ見つけられたらいいんだな!2017/09/27
ほりん
38
【海外作品読書会(12月11&12日)】イベントでのおすすめ。小さい頃、実家の本棚にあったが、眺めるだけで全部読んだことがなかった。懐かしくて手にしたが、こんなに充実した本だったのかとびっくり。星座の見つけ方や星座にまつわる神話、恒星や惑星についての科学的な話まで丁寧に書いてある。1969年発行だが、年表は更新してあるし(私が読んだのは残念ながら2005年まで)、日本向けに書き加えられているところもあり親切。原作は「おさるのジョージ」シリーズのH・A・レイ。星座について勉強し始める小学生に最適。大人にも。2015/12/02
seraphim
33
おさるのジョージを書いたH.A.レイの科学絵本。星座の入門書で、とても良質な科学絵本。冥王星が惑星として紹介されているところがあり、現在とは異なるところもあるので、子どもに読むときには注意が必要。でも、この絵本をよんだら、絶対に夜空を見上げたくなる。見つけられる星座がどんどん増えたら、とても楽しいだろう。早速、この絵本をもって、今晩夜空を見上げみようか。2015/05/22
ヒデミン@もも
24
空ほ大好きだけど、天文学はまったく苦手。 だけどこの本は大好き。 今晩は久しぶりに夜空をながめますかね。2013/08/03