出版社内容情報
大きなかぶをみんなで力を合わせて抜くという単純な物語の中に、大らかさ、力強さ、ユーモアなどが満ちあふれ、ロシア民話の楽しさを味わわせてくれます。
<読んであげるなら>3才から
<自分で読むなら>小学低学年から
1 ~ 2件/全2件
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
らったった
209
懐かしい!子供の頃読んだ記憶は、近所の人が助けに来たような気がしてました。どうやら間違ってたみたいです(^^;不思議なことに、うんこらしょ、どっこいしょっていう掛け声が、ずっと残っているんです。おじいさんのかぶを見たときのおどけた姿も良いです。また時間が経ったら読みたい不朽の名作です(*^^*)2013/06/18
Kawai Hideki
148
名作絵本。おじいさんがおばあさんを呼び、おばあさんが孫をよび、孫が犬を呼び、犬がネコを呼び、ネコがネズミを呼んで、ようやく抜ける大きなかぶ。改めて読んでみると、毎回、助っ人を捜す役割以外の参加者の「ぐったりした感」がよく表現されていて、笑ってしまった。2015/05/24
アサガオ先生
133
社会に出ていくと、自分の力だけではどうにもならない事が数多く出てくる。1人では出来ないことも2人3人と力を合わせていけば、いつか目標を達成する事ができる。幼い子供の頃からこの絵本を記憶の中に植え付けることで、大人になって協力する精神力が大樹となって花開く時がくると信じたい。人に優しい人間に我が子を育てたい。2016/11/16
masa@レビューお休み中
133
懐かしいと思って、久しぶりに手にとってみました。たぶん、このお話は教科書でも読んでるし、絵本や読み聞かせなどで、何度も見ているのではないかな。物語も、まさに王道でシンプルなんですよね。おじいさんが植えたかぶが、あまりにも大きく成長してしまい、おじいさんひとりの力では抜くことができません。そこで、おばあさんに声をかけるのですが…。うんとこしょ どっこいしょというかけ声は、よく覚えてますね。もしかしたら、子供のときに劇でもしたのかもしれないな。子供のときに読んだ絵本って、ほとんど記憶にないので貴重な一冊です。2013/02/22
扉のこちら側
122
戦争と平和のトルストイとは別人だが、絵本の表紙にトルストイと書いてあると驚く。そして描かれている葉っぱはかぶではなく、大根の葉だという。2010/01/22