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実学と虚学―“学び”は人をどう変えるか

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  • サイズ B6判/ページ数 230p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784833490771
  • NDC分類 002
  • Cコード C0095

内容説明

“学び”を生かす人がいる。“学び”がイミテーションになる人がいる。資格取得のため、転職・再就職のため、キャリアアップのため、多くの人々が大学や大学院、カルチャーセンターや市民講座で学ぶ時代となった。そうした時代の流れの中で、「虚学」を拒否し、人生を深めるための「実学」を求めてやまない「四人」に著者は出会った。

目次

第1部 「学ぶ心」と「学ぶ姿勢」をこの人に学ぶ(小島康誉―創業者はなぜ僧侶になったか;梅原健次郎―企業戦士、そして難病の果てに;清水英一―「患者の心」がわかる医師になりたい;丹羽和美―母として、妻として、大学生として)
第2部 人はなぜ「学ぶ」のか(イミテーションとしての“学び”;学ぶ者は皆、「師」を求めている;楽しい学び、ステキな教師)

著者等紹介

保阪正康[ホサカマサヤス]
1939年札幌市生まれ。同志社大学文学部社会学科卒業後、出版社勤務などを経て、著述活動に入る。昭和史の事件、事象、人物に題材を求め、延べ4000人余りの人々に取材を行い、次々と問題作を発表してきた。1997年からは自費で『昭和史講座』を年2回発行し、昭和史の証言や資料を次世代に語り継ぐ活動を粘り強く続けている。立教大学非常勤講師、NHK文化センター講師などを経て、現在は函館大学客員教授、朝日カルチャーセンター講師も務める
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

りょうみや

17
何度か再読していてその度に感銘を受けている。レビュー登録が他にいないのが何とも信じられない。本書では虚学を現実的利益に照らし合わせて学ぶこと、実学を心の底からそれを欲して学ぶこととしており、世間で言われている大抵の実学虚学の対象とは逆になる。人生とは無限に自分の理想像を追い求めて学び続けることであり、それには死を持ってしか終わらない。今の自分の読書スタイル(≒人生?)の原点にもなっている。本書で通信制大学で学んだ4人を取り上げているのだが、自分も通信制でよいのでもう一度大学で学びたい。2019/01/24

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