「働き手不足1100万人」の衝撃―2040年の日本が直面する危機と“希望”

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「働き手不足1100万人」の衝撃―2040年の日本が直面する危機と“希望”

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  • サイズ 46判/ページ数 272p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784833425148
  • NDC分類 366.21
  • Cコード C0030

出版社内容情報

2040年には働き手が1100万人足りなくなる―― 
テレビ、新聞、ネットで大反響の
衝撃の未来予測シミュレーション、待望の書籍化?  

2040年には働き手が1100万人足りなくなる――。 

2023年3月にリクルートワークス研究所が発表した未来予測シミュレーションは、テレビ、新聞、ネットで数多く取り上げられ、大きな反響を呼んだ。

これまで「人手不足」は企業の雇用問題として報じられてきたが、これから起ころうとしている「人手不足」は、まったく様相が異なるという。

業種別にシミュレーション結果を見ると、2040年には
・介護サービス職で25・2% 
・ドライバー職で24・1% 
・建設職で22.0% 
の人手が足りなくなる。

そうすると何が起こるのか? 

宅配便の遅延が当たり前になり、ドライバー不足でコンビニやスーパーの商品の補充も毎日できなくなり、建設現場の人手不足で地方の生活道路が穴だらけになってしまう。注文したものの配送、ゴミの処理、災害からの復旧、道路の除雪、保育サービス、介護サービス……。
私たちは今、これまで当たり前に享受してきたあらゆる「生活維持サービス」の水準が低下し、消滅する危機に直面しているのである。

これから訪れる人手不足は「生活を維持するために必要な労働力を日本社会は供給できなくなるのではないか」という、生活者の問題としてわれわれの前に現れるのだ。

本書では、詳細なシミュレーションをもとに、今後われわれ日本人が直面する「労働供給制約」という不可避の社会課題を明らかにする。
もちろん、ただ危機を「座して待つ」だけではない。 これから確実に直面する働き手不足の問題を解消するための4つの打ち手も提案する。
いずれの打ち手も机上論ではなく、すでに地域や個人、企業が実践しているもので、すでに芽が出ている取り組みである。

世界ではじめて人類社会の新局面に直面する日本において、働き手不足がもたらすのは「危機」だけではない。
じつは労働供給制約は、私たちに新しい働き方をもたらし、
日本をまったく新しい豊かな社会に変えるための突破口になるかもしれない。
労働市場の研究者である著者が、「危機の時代」を「希望の時代」にするために筆を執った衝撃の未来予測。

内容説明

生活維持サービスが消滅する前に何をすべきか。宅配便が届かない、救急車を呼んでも来ない、道路や橋が未修繕のまま放置、警察官のなり手が足りなくなる、デイサービスに週3日しか通えない…驚愕のシミュレーション予測&4つの解決策を緊急公開!!

目次

第1章 働き手不足1100万人の衝撃
第2章 都道府県別&職種別2040年の労働需給予測
第3章 生活維持サービスの縮小と消滅
第4章 働き手不足の最前線・地方企業の窮状
第5章 働き手不足を解消する4つの打ち手
第6章 解決策1 徹底的な機械化・自動化
第7章 解決策2 ワーキッシュアクトという選択肢
第8章 解決策3 シニアの小さな活動
第9章 解決策4 企業のムダ改革とサポート
第10章 2040年の“新しい”働き方

著者等紹介

古屋星斗[フルヤショウト]
リクルートワークス研究所主任研究員。一橋大学大学院社会科学研究科を修了後、経済産業省入省。産業人材政策、福島復興、成長戦略立案などに携わる。2017年より現職。労働市場や次世代のキャリア形成研究を専門とする(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

よっち

40
2040年には働き手が1100万人足りなくなる。23年3月にリクルートワークス研究所が発表した未来予測シミュレーションの発表がこれまでとどう違うのかを解説した1冊。通販の配送、ゴミ処理、災害からの復旧、道路の除雪、保育、介護など、これまで当たり前に享受してきた生活維持サービスの水準が低下し、消滅しかねない危機や、様々な技術が喪失しかねない危険性もある状況を具体的に解説していて、女性やシニアの労働参加といった点では予想以上に進んでいて、省力化、機械化、有償ボランティアや柔軟な働き方を考える必要がありますね。2024/02/28

Twakiz

24
人口シミュレーションの結果2040年には働き手不足で通常の生活が成り立たなくなるようです。学校の先生も鉄道を整備する人も警察官や医療関係者も配達する人もいない。このまま座して10年過ぎると取り返しがつかないと警鐘を鳴らす。無駄を省く・機械化やAI化と人がすべきことを分ける、外国人の若者に日本で働くことを魅力的に思ってもらえる対策など。どのくらい効果があるかはわからないが斜陽の日本で暮らしていくしかないので。目先の成長路線しか語らない政治家の先生方(GWは税金で外遊?)はどんなビジョンをお持ちなのかしら。。2024/05/02

まゆまゆ

15
労働需給のシミュレーションで2040年に1100万人の働き手が不足することを明らかにする内容。かつての好景気による人材不足は働き手の移動で済んだが、今回は生産年齢人口の絶対数の不足のためそもそも働く人がいないという現実を突きつける。介護や配達など生活維持サービスの担い手不足により、自分が仕事をしているどころではなくなる未来になってしまうのか。キーワードは省力化と仕事以外の小さな貢献、か。2024/04/02

とももも

10
恐ろしい世界が間近に迫っていると冒頭ではネガティブな気持ちにはなったが、そうではない、危機を危険だと察知よくする機会を与えられたと考え、できることをしなければならないという前向きな一冊だった。 具体例なども書いてあり、取り入れられることもあった。 やはり変化を恐れない、変化を絶えずすることは企業も人も大切なのかも。2024/03/10

TAKA0726

9
2040年、介護サービス25%、ドライバー24%、建設業22%が不足、これまでとは違い生活を維持するために必要な労働力不足。解決策はシニア・女性・外国人も議論の的にはなるが未解決。打ち手としては「機械化・自動化」「シニアの小さな活動」「仕事のムダ改革」と興味深いのは「ワーキッシュアクト」(娯楽や趣味、コミュニティ参加等、本業の労働・仕事以外で誰かの需要に応える活動)の一人の人間がいろんな場面で活躍する社会へのパラダイムシフト。持続的に広がるには誰かの何かを助ける、何らかの報酬がある、片手間でできること。2024/03/10

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