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日本海軍の戦略発想

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  • サイズ B6判/ページ数 318p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784833419017
  • NDC分類 391.27
  • Cコード C0031

内容説明

欧米の歴史家の間で、その英文コピーが珍重され、数々の問題作に引用された幻の『チハヤ・リポート』。好評名著、決定版の復刊。

目次

第1部 日本海軍の対米戦争に関する判断(日本海軍の仮想敵は米国海軍;日米戦争に関する研究;戦術面のみに目が奪われた ほか)
第2部 戦争はかく実証した(ハワイ海戦の戦訓;日本海軍の小手先芸;小手先芸の限界 ほか)
第3部 総まとめ(後手、後手となった作戦計画;完敗に終わった「あ」号作戦と「捷」号作戦;水上部隊の悲劇な最期 ほか)

著者等紹介

千早正隆[チハヤマサタカ]
元連合艦隊参謀、海軍中佐。明治43年(1910)生まれ。昭和5年海軍兵学校卒業(第58期)。戦時中は戦艦武蔵高射長、第11戦隊参謀を経て、昭和19年海軍大学校を卒業し、第4南遣艦隊参謀、ついで連合艦隊参謀として敗戦を迎えた。戦後は海軍省史実調査部員、GHQ戦史室調査員として戦史の調査に携わる。また、東京ニュース通信社に入社し、同社常務取締役(編集担当)なども務めた。平成17年(2005)2月、逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

k.shirokuma

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大東亜戦争の戦略、戦術の教訓や反省に関する書籍は多々あるが、終戦直後に書かれた手記をベースにしているところが生々しい。また、現場目線で書かれていながらも、細事に捕らわれることなく、大局的な視点で考察されている点が評価できる。ところどころ、「永遠の0」を彷彿とさせる記述があるところから、百田尚樹が参考にしたのかもしれない。2014/01/24

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