内容説明
弁護士、バス運転手、添乗員、介護ヘルパー、システムエンジニア、書店員…実際にどんな仕事をして、どれくらい稼いでいるのか、きちんと知らずに羨んだり、「上から目線」で語ったりしていませんか？正しい「世間給与事情」を知らなければ、あなたの立ち位置も見えません―。
目次
１ 職業別「財布と仕事の中身」総点検（ボイラー技士―年収四〇五万円、仕事は二交代制；鉄筋工―年収三五七万円、「三年で若者は辞めていく」；理学療法士―年収一〇〇〇万円以上が一〇％、但し就職は狭き門 ほか）
２ 喰っていけない！ワーキングプアの実態（ネットカフェ難民―全財産は財布の中の三九〇〇円；派遣社員―手取り月一六万円、そこから寮費三万八〇〇〇円が天引き；中高年派遣社員―五四歳、三年目を前に契約解除通告 ほか）
３ 「大変そうに見える仕事」の給与明細（バス運転手―平均年収四七三万円、平均年齢四六・一歳；漁師―雇われ漁船員は一日一万円、但し稼動日は年一〇五日；ホームヘルパー―月給手取り一七万円、八年間昇給なし ほか）
著者等紹介
野村昌二［ノムラショウジ］
ノンフィクションライター。１９６４年、広島県出身。駒澤大学卒。「プレジデント」「論座」「週刊金曜日」などで労働現場を取材したルポルタージュを執筆。『１２９職種の年収一覧』が単行本デビュー作（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
