出版社内容情報
活字離れ、少子化、出版界の制度疲労、そしてデジタル化の波――いま、グーテンベルク以来の巨大な地殻変動未曾有の危機に、「本」が悲鳴を上げている!! この「事件」を、豪腕「大宅賞」作家が取材・執筆に丸2年1千枚に刻み込んだ渾身のノンフィクション!
■「本」の世界に、いま起きている事件ルポルタージュとしてこれを書いた。いま「本」を殺そうとしているのは、だれなのか。出版社なのか編集者なのか取次なのか。それとも書店なのか図書館なのか書評家たちなのか。いや、ひょっとすると私を含めた著者たちなのかもしれないし、意外にも読者なのかもしれない・・・・・・・。(本書「あとがき」より)
【目次】
●プロローグ~本の悲鳴が聞こえる!
●第一章……書店 ~「本屋」のあの魅力は、どこへ消えたのか
●第二章……流通 ~読みたい本ほど、なぜ手に入らない?
●第三章……版元 ~売れる出版社、売られる出版社
●第四章……地方出版 ~「地方」出版社が示す「いくつかの未来図」
●第五章……編集者 ~「あの本」を編んでいたのは、だれか
●第六章……図書館 ~図書館が「時代」と斬り結ぶ日
●第七章……書評 ~そして「書評」も消費されていく
●第八章……電子出版 ~グーテンベルク以来の「新たな波頭」
●エピローグ ~「本」の生死をわけるもの
●あとがき
内容説明
活字離れ、少子化、出版界の制度疲労、そしてデジタル化の波―いま、グーテンベルク以来の巨大な地殻変動。未曾有の危機に、「本」が悲鳴を上げている!!この「事件」を、豪腕「大宅賞」作家が取材・執筆に丸2年1千枚に刻み込んだ渾身のノンフィクション。
目次
プロローグ 本の悲鳴が聞こえる!
第1章 書店―「本屋」のあの魅力は、どこへ消えたのか
第2章 流通―読みたい本ほど、なぜ手に入らない?
第3章 版元―売れる出版社、売られる出版社
第4章 地方出版―「地方」出版社が示す「いくつかの未来図」
第5章 編集者―「あの本」を編んでいたのは、だれか
第6章 図書館―図書館が「時代」と斬り結ぶ日
第7章 書評―そして「書評」も、消費されていく
第8章 電子出版―グーテンベルク以来の「新たな波頭」
エピローグ 「本」の生死をわけるもの
著者等紹介
佐野真一[サノシンイチ]
1947(昭和22)年、東京生まれ。早稲田大学文学部卒業後、出版社勤務を経て、ノンフィクション作家に。97(平成9)年、民俗学者の宮本常一と渋沢敬三の生涯を描いた「旅する巨人」で第28回大宅壮一ノンフィクション賞を受賞。著書に『性の王国』『業界紙諸君!』『遠い「山びこ」』『巨怪伝』『カリスマ』『凡宰伝』『東電OL殺人事件』などがある
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感想・レビュー
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