日本のミイラ信仰

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日本のミイラ信仰

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  • サイズ B6判/ページ数 275p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784831872449
  • NDC分類 182.1
  • Cコード C1015

内容説明

人は死ねば自然に還るという死生観の日本に、なぜミイラ信仰が生まれたのか。それが近世の出羽湯殿山に集中するのはなぜか。特異な信仰の系譜をたどり、その深層に秘められた意味を解明する日本即身仏研究の集大成。土門拳賞受賞作品を含む貴重な写真図版を多数収録。

目次

序章 即身仏とミイラ
第1章 平安時代の即身仏と空海入定伝説
第2章 中国古代の化学と高野山の水銀
第3章 近世の土中入定伝説と即身仏
第4章 湯殿山即身仏信仰を生みだしたもの
第5章 羽黒山と湯殿山
第6章 武士殺し伝説と隠された一揆

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

owlsoul

2
空海の入定信仰の影響により、湯殿山近郊に定着した即身仏信仰。飢饉に苦しむ農民たちの救済を願い、木食行の末に土中入定してミイラ化した僧侶たちは、様々な逸話や伝説を纏い、祀られた。著者は僧侶たちが木食行で口にするものが「飢饉食」であることに注目し、農民たちに寄り添う僧の姿を想像する。また、即身仏となった僧侶の生い立ちとして「武士殺しの農民」という伝説が多数存在することを指摘し、武士による理不尽な暴力の犠牲となった農民たちの憤懣が、僧侶の生い立ちという「物語」によって晴らされているのではないかと推測している。2022/02/11

bvbo

2
昔の人はすごいな。2021/01/15

御光堂

0
高野山には水銀鉱脈があって空海は唐から持ち帰った煉丹術をやっていたのではないかと推理する箇所が特に興味深かった。空海の晩年の病気も水銀中毒ではなかったかと指摘している。

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