内容説明
「黒は白く、白は黒い」「水は流れず、橋は流れる」―。言語による実在理解の陥穽を、はたして禅は超えたのか。悟りの不可解に現象学の光をあて、東西の時間・空間認識のもつれを鮮やかに解きほぐす。
目次
第1章 認識と生活―アルフレッド・シュッツの現象学
第2章 悟りへの途―鈴木大拙の禅論
第3章 悟りの現象学―シュッツの現象学的理論による大拙の禅論の分析
「黒は白く、白は黒い」「水は流れず、橋は流れる」―。言語による実在理解の陥穽を、はたして禅は超えたのか。悟りの不可解に現象学の光をあて、東西の時間・空間認識のもつれを鮮やかに解きほぐす。
第1章 認識と生活―アルフレッド・シュッツの現象学
第2章 悟りへの途―鈴木大拙の禅論
第3章 悟りの現象学―シュッツの現象学的理論による大拙の禅論の分析
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