内容説明
「性」は“人間の尊厳”そのもの。いのち・愛情・健康・人権。恋愛や妊娠・出産など、人生で直面する「性」への疑問に答え、「性」との向き合い方を学ぶ「いのち」の授業。医療機関や相談窓口の利用の仕方や、性感染症、性暴力などのリスクへの対処もくわしく解説。
目次
1章 性って何?(性についてきちんと知ろう;セックスや恋愛の正しい知識 ほか)
2章 ライフステージと性(大人になる前に考えてみよう;長い人生を生き抜くために ほか)
3章 性の悩み・不安(月経=不快?面倒?;知っておこう、性感染症 ほか)
4章 もし心や体のSOSを感じたら(性に関する暴力「性暴力」;性暴力被害を避けるために ほか)
著者等紹介
加納尚美[カノウナオミ]
茨城県立医療大学保健医療学部看護学科教授。博士(学術)。日本助産学会理事、フォレンジック看護学会理事長
鈴木琴子[スズキコトコ]
東京学芸大学教育学部講師。大学での講義のかたわら、小・中・高校などで、思春期に起こる体の変化、セックスや避妊などをわかりやすく解説する「命の授業」を多数行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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ris3901
4
YA向け、なるにはシリーズで知られるぺりかん社の本。 思春期の子達が困ること、知りたいことから具体的に説明されています。性の事は学校で教えることにも限度があり、ネットや友人から根拠のない知識を得るよりはるかに読んでほしい内容。 図書館で借りてリビングの目のつくところに置いておいたところ、まる1日無くなって夜にはきっちり元のところに戻してありました(笑)子供たち誰かの役に立った様です(おそらく高1長男)。また下の子達がお年頃になったら借ります。2020/01/12
しゅんぺい(笑)
1
なるにはBOOKSがこんな内容も出してんのね。ほんま、もっと小さい頃から社会のこと、人間のことを勉強しておけばよかったなあと。いまこういう本を読んで感じるものと、それが切実に必要であるタイミングで読むのと、たぶん受け取り方はちゃうから。2021/07/01
おさと
0
とても分かりやすい。私のWSでも参考にしたい。姉妹本も読もう。2020/01/01