内容説明
社会を討議する「見識ある市民」へのイニシャル・ステップとして―社会学的な「読み書き討論」の原則をコミュニケーション論の立場から問う。
目次
1 社会の研究とはどういうことか
2 読書の作法―何をどう読むか
3 マス・メディアの利用―感受性を高める
4 文献調査の作法―情報探索の初歩
5 レポートの作法―どう書くか
6 パソコンの利用―現代人のメディア・リテラシーとして
7 授業の作法―能動的な受け手として
8 論文試験の作法―誠実な応答をめざして
9 ゼミの作法―討論の主体として
10 社会学的リテラシーの構築へ―知識社会学的に
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kenta ito
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社会学を学んでいく上で必須の、読み書き討論、更には文献の探し方やノートの取り方についても言及している。各章で参考文献がそこそこ豊富に提示されていて、キーブックとしても使えると思う。2014/12/13
books_man
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「一 社会の研究とはどういうことか」と「二 読書の作法 ―何をどう読むか」の前半部分は、社会で生きていくうえでも欠かすことができないことが書いてあります。 学生や社会人の方で、物事に対する問題意識をカタチにできずに悩んでいる人がいたら是非読んでください。
世界はきっと輝いてみえる
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社会学というか大学一年生の作法というか。2011/05/08
まりこ
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最後の方に社会学教育について述べてある。「社会学教育は社会学そのものである。それゆえ社会学教育は社会学そのものでなければならない。」入門にいい文献が載っていて参考になる。WEB「ソキウス」の著者。2011/04/07
coolk
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社会学の基本がわかった。レポートの書き方、事典等の紹介が役立ち2011/04/01