出版社内容情報
身近な鳴く虫(コオロギ・キリギリス類)の識別図鑑。卵から成虫まで全ステージを写真で紹介するので、生態や生活史がよくわかる!
奥山風太郎[オクヤマフウタロウ]
1977年東京都出身、10代より生き物にまつわる仕事に従事。世界各地で野生生物の姿を調査し、雑誌等で紹介してきた。著書に『日本のカエル+サンショウウオ類』(山と渓谷社)、『ダンゴムシの本 まるまる一冊だんごむしガイド』(DU BOOKS)がある。
目次
本書で紹介する鳴く虫達
鳴くしくみ
鳴く虫の体
鳴く虫の生活史
鳴く虫を探してみよう
鳴く虫を捕まえてみよう
鳴く虫を楽しむ 虫篭編
鳴く虫掲載種一覧
本書の使い方
キリギリス科
クツワムシ科
ツユムシ科
コオロギ科
マツムシ科
ヒバリモドキ科
カネタタキ科
鳴く虫の幼虫たち
著者等紹介
奥山風太郎[オクヤマフウタロウ]
10代前半より生き物にまつわる仕事に従事。世界各地で野生生物の姿を調査し、雑誌等で紹介してきた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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佐々陽太朗(K.Tsubota)
74
日本で見られる鳴く虫の図鑑。図書館から借りた。キリギリス科クツワムシ科ツユムシ科コオロギ科マツムシ科ヒバリモドキ科カネタタキ科と体系的に原寸大の写真が掲載されているところが良い。特に幼虫から成虫まで成長段階を追って写真がある。5~6月の時期、庭の草花に若齢の虫を見ることがあるが、それが何の幼虫なのかを知るのに最適の図鑑でした。「ツユムシ」「アシグロツユムシ」の幼生はほぼ間違いないだろうと同定できましたが、相変わらず分からないものもある。もっと科目を幅広く図鑑をあたり探求すべしと決めた。虫の世界は奥深い。 2020/06/13
遠い日
8
コオロギ・キリギリスの仲間。『鳴く虫』というタイトルだけあって、鳴き声は詳しい解説で、理解しやすい。分布地図も参考になる。こんなにたくさん、鳴く虫がいるなんて考えたこともなかった。キリギリスの仲間はどことなくユーモラス。2016/10/03