目次
ハムシとは?
ハムシを探そう
ハムシの一生
本書の使い方・凡例
実物大ハムシ一覧
ナガハムシ亜科/モモブトハムシ亜科/カタビロハムシ亜科
マメゾウムシ亜科
ネクイハムシ亜科
クビボソハムシ亜科
ナガツツハムシ亜科〔ほか〕
著者等紹介
尾園暁[オゾノアキラ]
昆虫写真家。琉球大学大学院(修士課程)修了。自宅のある神奈川県を中心に、各地で昆虫たちの生態を追う。ライフワークはトンボの生態撮影。日本写真家協会(JPS)、日本自然科学写真協会(SSP)、日本トンボ学会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kinkin
98
ハムシを知っているだろうか。庭先やそのあたりの葉っぱにひっついている小さな虫。気にしていないといるのかいないのかわからない虫。この本はそんな小さなハムシの図鑑。小さいながらも甲虫だ。一寸の虫にも五分の魂というけれど一寸よりもずっと小さい。野菜などの葉っぱにつくので嫌われることが多い。しかしかれらも命を拝して生きている。そしてなによりこれらのハムシは皆名前がついているのに驚く。分類や研究している人には敬意を評したい。図書館本 2022/06/01
陽@宇宙望遠鏡⭐︎星と宇宙
15
図書館本。買う。この出版社大好き!持ち歩くのに最適なサイズ、豊富な写真。黄金虫やカミキリムシが大好きな私には、宝石箱の様にキラキラ見える。まん丸ノミハムシに心奪われ、ルリハムシはブローチ代わりに胸元に飾りたい!ハッカハムシの水玉模様はガーリーなワンピースに。ツツジコブのグロテスクさは怪獣の様!一文字カメノコとか、アッガイみたいで胸キュンです!2014/11/21
itokake
11
ついに出た、ハムシ本!「葉上の宝石」の副題に虫愛を感じる。野外で見つけ、虫に相当詳しい人に聞いても「ハムシの1種」どまりだった。キラキラと輝く構造色にうっとりしながら、手に乗せてしばし触れ合ったりした。あれは何て言うハムシだったのだろう。実物大、拡大、生体写真ととても親切な本。コラムも面白い。トゲアリトゲナシトゲトゲなんて、もう落語のネタ。まずトゲハムシがいた。その仲間にトゲのない種類がいるので、トゲナシトゲトゲと命名されたが、その仲間にトゲありがいたのでこうなった。オオルリハムシの地域変異が楽しい。2022/04/13
コスヤ
9
図書館で見つけて即借りました。ハムシって何?カミキリ虫?クサムシ?カメムシ?よく分からないのだけども、とりあえず葉っぱを食べる小さな虫。あぁあのミニトマトの葉っぱに大量についていたてんとう虫の色違いだと思ってたやつも、赤すぎてヤバい虫が!ってびっくりしたやつもハムシ。たぶん私が大嫌いなクサムシと呼んでいるつやつやしたのもそうだ。実寸大の写真もあって、成る程、このハンドブックをポケットに忍ばせておいたら庭仕事も楽しいかも。2014/11/12
すぱちゃん@そろそろ、通常の浮上まで、徐々に戻したい
3
葉上の宝石ハムシ。日本には約660種が生息していて、その中の200種を掲載したハンドブックです。ハムシは小さいながらきらびやかな種も多く、美しいのですが、私はトゲトゲ(トゲハムシ)やカメノコハムシといった、彫刻や形の変わった種が好みです。実物大及びアップした写真があるので、同定にも役立ちます。2019/06/02
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