内容説明
日本で見られる野鳥318種(亜種を含む)の足型・足跡をすべて原寸大で掲載。フィールドで見つけた足跡の持ち主を探すための特徴や、さまざまな足の形から見えてくる鳥の生態を紹介。
目次
海の潜水鳥
カイツブリの弁足
海洋の滑空鳥
カワウとウミウ
ペリカンのなかま
コウノトリのなかま
トキのなかま
サギのなかま
カモのなかま
ワシタカのなかま〔ほか〕
著者等紹介
小宮輝之[コミヤテルユキ]
1972年に多摩動物公園の飼育係になり、日本産動物や家畜を担当。多摩・上野動物園の飼育課長を経て、2004年から2011年まで上野動物園園長。好奇心と収集癖からはじめた鳥の足型・足跡コレクションは現在605種
杉田平三[スギタヘイゾウ]
1971年に上野動物園の飼育係になる。1975年から現在まで多摩動物公園で、主にトキやコウノトリなど希少鳥類の飼育を担当。多摩川中流域をフィールドとするバンダーであり、足拓墨師としても多くの作品を手がけた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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seraphim
8
図書室の本。様々な鳥の足型や足跡が載っている。鳥の足型にこんなにも種類があるのは、知らなかった。鳥の足跡を見る機会はほとんどないが、雨上がりのアスファルトには、スズメのホッピングや、キジバトのウォーキングが見られるかもしれない。今度から、注意してみようと思う。2012/10/01
Rie
4
図書館の“愛鳥週間”展示より。…愛鳥週間って5/10~16だそうでちょっと過ぎてしまった。本を見ていて『私、シロフクロウの足跡ならわかるかも!』なんて思ったけどみる機会はあるかな!?日本で見られる野鳥の足形足跡ということでペンギン目は残念ながら載ってなかった。カイツブリ目の足形って面白い。2013/05/28
ひよこまめ
3
公園でよく見た、スズメや鳩の足跡を思い出しました。幾重にも重なって沢山ありましたが、もしかしたら他の鳥の足跡もあったかも知れません。この本を片手に足跡を探したら楽しそう。2013/12/01
Sosseki
1
インコは指が前後二本に分かれているという程度で、鳥の足(跡)のことなんて、考えたこともなかった。冬は毛が生えるライチョウの足、猛禽類の鉤、水鳥の水かき、細い足、太い足、長い足、短い足!生息地や、餌、歩くか(ほとんど)歩かないか、跳ねるかの違いで百鳥百様だった!こつこつ集めた真面目な力作。2023/09/28
阿呆った(旧・ことうら)
1
魚拓ならぬ、原寸大の鳥の脚拓。イヌワシはやっぱり大きい!2015/12/08