米海軍から見た太平洋戦争情報戦―ハワイ無線暗号解読機関長と太平洋艦隊情報参謀

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米海軍から見た太平洋戦争情報戦―ハワイ無線暗号解読機関長と太平洋艦隊情報参謀

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  • サイズ B6判/ページ数 253p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784829506882
  • NDC分類 391.2
  • Cコード C0021

出版社内容情報

日本はなぜ「情報戦」に敗れたのか。米国側の動静を詳しく分析したノンフィクション!

ミッドウエー海戦で日本海軍敗戦の端緒を作ったハワイの無線暗号解読機関長ロシュフォート中佐、ニミッツ太平洋艦隊長官を支えた情報参謀レイトンの二人の「日本通」軍人を軸に、日本人には知られていない米国海軍情報機関の実像を生々しく描く。

序 ―― 国際的情報活動の重要性

1「情報」の視点から見た戦争

孫子と情報戦/「情報」の感度は国民性によって異なる/[閑話休題?]小沢治三郎の慨嘆と福留繁・中沢佑の述懐/[参考?]日本海軍の暗号/情報関連の語彙に乏しい日本語/日米海軍の「情報戦」への認識の違い

2 米海軍の情報戦のキーマン、ロシュフォートとレイトン

暗号情報解読のエキスパート、ロシュフォート/ニミッツ長官の情報参謀、レイトン

3 三年間の日本留学で日本語をマスター

4 帰国後は情報参謀

ロシュフォート、太平洋艦隊作戦参謀補佐兼情報参謀となる/[閑話休題?]学歴による士官登用/無線諜報機関ハワイ支所の充実/レイトン、太平洋艦隊情報参謀となる

5 ロシュフォート、ハワイの暗号解読機関の長に

6 真珠湾奇襲前後の無線傍受・解読態勢

日本海軍艦隊の所在を探査/傍受電解析により日本海軍の戦時体制準備を推測/ハワイが攻撃されるとは誰も思っていなかった/[閑話休題?]単冠湾での出来事/[参考?]大和田通信所/日本の外交暗号は解読されていた/陸海軍間の情報共有は不十分だった/真珠湾奇襲後の暗号解読、無電傍受体制/海軍首脳の新布陣、キング、ニミッツがトップに/通信情報部門の陣容が変わる/無線傍受部門の人材増強

7 サンゴ海海戦までの情報戦

真珠湾の再奇襲をハイポが予測/傍受無電解析からサンゴ海海戦を予測/[閑話休題?]煙草とコーヒー、映画『地上より永遠に』/ハイポ・ベルコンネン・ネガト

8 サンゴ海海戦と情報戦

レイトン参謀とそのグループ/[閑話休題?]吉村昭とドーリットル/サンゴ海海戦始まる/サンゴ海海戦の結果

9 ミッドウエー海戦とロシュフォート

[参考?]キング戦略と日本海軍戦略/日本軍の次の攻撃目標はどこか/暗号名「AF」をミッドウエーと推測/ハイポとネガトの対立/[閑話休題?]作戦参謀の情報無視の一例/偽情報を使ってAF=ミッドウエーを確認/ミッドウエー海戦前夜の情報戦/[参考?]米軍による日本海軍暗号書の強奪/日本艦隊の動きを予測/ミッドウエー海戦はじまる/[参考?]南雲艦隊草鹿参謀長の悔恨

10 ロシュフォートの更迭

情報センターの設立問題/レッドマン兄弟の陰謀/[参考?]シカゴ・トリビューン紙事件/ロシュフォート更迭の動きが加速/小さな造船所所長として新型浮ドックを建造/通信部勤務

11 太平洋戦争終了後のロシュフォートとレイトン

現役復帰し、日本語文献の翻訳担当に/ ロシュフォートの死/戦後のレイトン

谷光 太郎[タニミツ タロウ]
1941年香川県生まれ。1963年東北大学文学部卒業。同年三菱電機入社。1994年山口大学経済学部教授。2004年大阪成蹊大学現代経営情報学部教授。2011年退職、現在に至る。
著書に、『ルーズベルト一族と日本』(中央公論新社)、『米軍提督と太平洋戦争』(学習研究社)、『情報敗戦』(ピアソン・エデュケーション)、『敗北の理由』(ダイヤモンド社)、『海軍戦略家マハン』(中央公論新社)、『海軍戦略家キングと太平洋戦争』(中公文庫)、『統合軍参謀マニュアル』(翻訳、白桃書房)などがある。

内容説明

日本はなぜ「情報戦」に敗れたのか。米国側の動静を詳しく分析したノンフィクション。ミッドウエー海戦で日本海軍敗戦の端緒を作ったハワイの無線暗号解読機関長ロシュフォート中佐、ニミッツ太平洋艦隊長官を支えた情報参謀レイトンの二人の「日本通」軍人を軸に、日本人には知られていない米国海軍情報機関の実像を生々しく描く。

目次

1 「情報」の視点から見た戦争
2 米海軍の情報戦のキーマン、ロシュフォートとレイトン
3 三年間の日本留学で日本語をマスター
4 帰国後は情報参謀
5 ロシュフォート、ハワイの暗号解読機関の長に
6 真珠湾奇襲前後の無線傍受・解読態勢
7 サンゴ海海戦までの情報戦
8 サンゴ海海戦と情報戦
9 ミッドウエー海戦とロシュフォート
10 ロシュフォートの更迭
11 太平洋戦争終了後のロシュフォートとレイトン

著者等紹介

谷光太郎[タニミツタロウ]
1941年香川県生まれ。1963年東北大学法学部卒業。同年三菱電機入社。1994年山口大学経済学部教授。2004年大阪成蹊大学現代経営情報学部教授。2011年退職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ごいんきょ

2
ロシュフォートとレイトンの行動を軸にしたノンフィクション。 ストーリーは良いのだけど、著者の海軍に関する知識に疑問符です。 「摂津」を練習艦と記述しているけど、正しくは標的艦。 阻塞気球を観測気球と記述している。 しれいかんと司令長官の違いを理解していない。 駆逐隊や潜水隊が正しいのに、駆逐艦戦隊とか潜水艦戦隊と記述している。 等など、気になると頭に入らなくなります。2017/03/10

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