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戦略論の原点―軍事戦略入門

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  • サイズ A5判/ページ数 267p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784829503980
  • NDC分類 391.3
  • Cコード C3030

内容説明

戦略学理論のエッセンスが凝縮された入門書!クラウゼヴィッツ、ドゥーエ、コーベット、マハン、リデルハート、毛沢東、ゲバラ、ザップなどの理論を簡潔にまとめて紹介。米国陸海軍の教科書、必読書として高く評価されている書。

目次

1 戦略思想家と戦略
2 戦略研究のための分析法
3 累積戦略と順次戦略
4 戦略理論の肯定
5 今までの戦略理論
6 今までの戦略理論の限界
7 総合理論の根底にある想定
8 総合理論の発展
9 理論を応用するための教訓
10 結論

著者等紹介

ワイリー,J.C.[ワイリー,J.C.][Wylie,Joseph Caldwell]
1911年生まれ。米国海軍の元少将。1972年に退役。マハン、ルース以来の現役軍人としての戦略思想家。第二次世界大戦の太平洋戦線では、ガダルカナルの諸海戦や硫黄島戦で最新のレーダーを駆使して日本海軍と対峙。戦後は陸海空の指揮系統を統一して相互の協力関係を進める統合作戦の推進者として有名になる。本書の他にも数多くの論文を専門誌に発表しており、米国軍内、特に海軍の士官教育や現代の軍事革命(RMA)の議論における思想的影響は大きい。1993年没

奥山真司[オクヤママサシ]
1972年生まれ。カナダ、ブリティッシュ・コロンビア大学卒業。現在、英国レディング大学大学院戦略学科博士号課程在籍中。米国地政学研究家、国際平和協会主任研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

velikiy99

0
今では,企業戦略などを語る上で根底にあるような考え方の一つを解説している,という風にも見える内容で,語る内容も普遍的なだけに,「何を当たり前のことを」という印象を受けるところもある.しかしこれが1960年代の段階で書かれたということを考えれば,かなり先進的だったのでは無いだろうか.著者は1993年に逝去しているが,インターネットという新たなフィールドが大きな地位を占める現在の状況をもし彼が目にしたら,何を考えただろうか,というのは気になるところである.2015/12/30

tackman

0
非常に示唆深い内容。本編は100頁程度なので、内容は実際に読むのが早いかも。/しかしこういう素朴な本が20世紀になってから出て古典認定されるとは、戦略学って本当に学問化が遅れてるんだなあ。2009/11/14

☆ツイテル☆

0
フォトリフォトリ2009/05/17

m.murasaki

0
自分の有利な場を選択し、重心を動かすことにより敵をコントロールするその内容はとてもシンプルで明快、それゆえに軍事のみならず様々な事柄に適応できそう。2009/05/04

yoshi41101

0
戦争の目的とは「相手をコントロールすること」とこの著者は定義している。相手にとっては不利に、味方にとっては有利に働く戦争の「重心」を動かすことでこのコントロールは達成される。交渉ごとや仕事に生きる内容。2008/02/24

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