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暗黒大陸中国の真実

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  • サイズ B6判/ページ数 314p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784829503454
  • NDC分類 302.22
  • Cコード C0022

内容説明

戦前の日本の行動を敢然と弁護し続け、真珠湾攻撃後には、反米活動の罪で投獄されたアメリカ人外交官がいた!元上海・福州副領事が赤裸々に描いた中国の真実。

目次

第1章 光景
第2章 のどかな水田に隠された逆説
第3章 本当の中国人
第4章 中国的才能とその背景
第5章 進歩のない布教活動
第6章 宣教師の心
第7章 果てしない混乱
第8章 阿片
第9章 日本と中国人
第10章 アメリカ、極東、そして未来

著者等紹介

タウンゼント,ラルフ[タウンゼント,ラルフ][Townsend,Ralph]
1900‐1975。アングロサクソン系アメリカ人。コロンビア大学卒。新聞記者、コロンビア大学英文科教師を経て国務省に入る。1931年上海副領事として中国に渡る。満州事変に伴う第一次上海事変を体験。その後福建省の副領事として赴任。1933年初めに帰国。外交官を辞め、大学講師のかたわら著述と講演活動に専念。新日派の言論を展開したため、真珠湾攻撃後は1年間投獄される。5冊の著作すべてに極東アジアに関する鋭い知見を披露している

田中秀雄[タナカヒデオ]
1952年福岡県生まれ。慶応義塾大学文学部卒。日本近現代史研究家。東亜連盟の流れをくむ石原莞爾平和思想研究会をはじめ、軍事史学会、戦略研究学会等の会員

先田賢紀智[サキタケンキチ]
1955年鹿児島県生まれ。早稲田大学第一文学部卒。1980年より千葉県の県立高等学校英語科教輸。アメリカ、イギリス、中国、韓国、東南アジア諸国に渡り、近現代史を研究
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

saboten

2
原著は1933年出版ですが、現在の中国を知る上での手がかりがたくさんです。 ・嘘をつくことにネガティブなイメージが無い。 ・孔子もイエスもアラーも中国人を変えることはできなかった。  彼らに本当に必要なものは「徳育」 無論、その枠に収まらない方はいらっしゃいますが、国対国でのお付き合いの際は忘れてはならないことだと思います。2013/07/03

マチコ

2
ざっくり読み。中国に関しては、学生時分に知った纏足の恐ろしさが印象深いのですが、改めて感じることの多かった一冊。欧米諸国から見たら一括りにされがちな日本人と中国人ですが、その本質はまるで違うということがわかります。最近も、スイカを積んだトラックが横転して、近所の人が運転手を助けずスイカを盗ることに懸命というニュースがありました。しかも運転手が殺されなかっただけマシとか・・。中国人が、日本人のような心を持つ日は、訪れるのでしょうか・・・ 図書館利用。2012/04/18

筑紫の國造

1
本書は、反日感情が悪化し、中国寄りになっていくアメリカに警鐘を鳴らした勇気ある著作。具体的な政治情勢の分析もあるが、それよりは中国人の本質を論じた「文化論」的な面が強い。息を吐くように嘘をつき、権謀術数で相手を翻弄する中国に味方する危険性を説いた知見は、現在でも傾聴に値する。日本の行動を支持し、日本人に対する高い評価の部分は、本書がアメリカ国内向けということを考えれば驚異的。そして近い将来の日中戦争、日米戦争を危惧し、さらには中ソの衝突まで予見した部分は、未来予知でもしたかのごとき正確さがある。2015/08/30

Yoshika Komatsu

0
▼85年以上前の著作ながら、彼の国は、現代と何ら変わっていない。 ▼最近の中国問題を分析する書籍より、先ずこの本を読んだ方が、より参考になる。 ▼第四章「嘘に振り回されるアメリカ領事」では、福清近くのミッションスクールの空地の話ながら、尖閣諸島、南沙諸島の問題と同質である。 ▼ 当時、著者ラルフ・タウンゼントへの人格攻撃・批判をしていた「オーウェン・ラティモア」が、コミンテルンのスパイだった事が、現代のヴェノナ文書研究で明らかになっている。 ▼図書館本だけど、改めて新装版を自費購入します。 2020/05/29

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