内容説明
強欲都市ヴェルゼンハイムをわが物顔で支配する一族、その名も―マスケイン一家。跡継ぎであるディクセリオは“マスケイン一家の暴児”として恐れられていた。しかし、ヴェルゼンハイムは一夜にして滅んでしまう。それも一台の“端末機”が原因で…。ディクセリオは死んだ。いや、死んだはずだったが、気づくとなぜか放浪バスで旅をしていた。隣にはジャニスという謎の女がいる。彼女は言った。殺してほしい人がいるの、と―。殺してほしいのは、あの男、リンテンスか。
著者等紹介
雨木シュウスケ[アマギシュウスケ]
第15回ファンタジア長編小説大賞佳作受賞作『マテリアルナイト 少女は巨人と踊る』(富士見ファンタジア文庫)でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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セディ
3
鋼殻のレギオスのスピンオフ。ディクセリオの物語。鋼殻のほうではあまり感じなかったのにこちらのディクセリオは結構ひどいやつだなあと思いましたw今のところまだわからないことが多いです。続きに期待。2010/08/02
飛龍
1
難しい・・・^^; 2009/03/23
いんちょ
0
2009-08052016/03/19
祐祈
0
続編に期待。2013/12/19
春々音(すずね)
0
世界観を理解するためには一度読んどかねば…と手に取ったけど、少々厳しい。ディックが想像以上に悪くて哀れな奴だな。本篇読んでから間が空いてる事もあり、結局疑問符乱舞で置いてきぼり状態。ジャニスとか本当わけ分からん。えっと本篇いたっけ?ディックに救いや幸せが訪れる日が来るのだろうか…?2012/12/15