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内容説明
人数あわせでヒロインが参加することになった、ホームルームの自由課題である『狐狩り』ゲーム。しかしそれには裏の目的が!「最近この学校に、妙な生き物がいっぱいいるような気がしてならないのです」舌っ足らずな口調で一生懸命説明する言い出しっぺの黒井さん。確かにこの学校には、地球とすら関係ないモノが潜入しすぎです!というわけで学校に潜入した『怪しいモノ』を狩り出すことになったヒロインとその御学友たち。はたして学校に平和は取り戻せるのか?女子高生によるサバイバルゲームが妙に楽しい『狐狩り篇』ほか、8編の短編を収録。師も走る年の末。特に小説家で人妻で女子高生のわれらがヒロインは年末進行でクリスマスで旦那の誕生日で進路相談でと目の回る忙しさ!しかし、どんなに大変でもマイペースとのほほんぶりは変わりませんぞ。
著者等紹介
小林めぐみ[コバヤシメグミ]
埼玉県生まれの埼玉育ちな生粋の埼玉っ子。第2回ファンタジア長編小説大賞で準入選を受賞しデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
とめこ
3
女子高生で人妻な主人公が日常的に宇宙絡みの事件に遭遇するライトSFコメディ5巻。今回も面白かった。このゆるくてテキトーな感じたまらないぜ…あと1巻で終わりなのが残念。「マンホール篇」「スポ根篇」「狐狩り篇」「クリスマスパーティ篇」が特に好きでした。スポ根篇のノリと、クリスマスパーティー篇の事件解決法のアホアホしさが凄まじい。好きだ。「魔王篇」は他の話と少し違った雰囲気を味わえて良かったです。久しぶりに白き本って単語出たなぁ…懐かしすぎる。2017/01/17
ソラ
2
【読メ登録以前読了作品】2007/02/19
hirayama46
0
シリーズも5冊目、しかし、いつも通りであり、たいへんのんびりと愉快であります。ひとり奇想コレクション的な趣がある(ないかもしれない)。/表紙はパンツを帯で隠す仕組みだったのかしら……(古本につき帯なし)。/あとがきで普段あおむけで寝ているけど、横向きに挑戦するということをしていましたが、ぼくは普段から横向き寝なので、逆にあおむけ寝が出来ません。人類の垣根は幾多とあるものです。2015/01/06
間立
0
やっぱりぶっ飛んでるなー。ところでこの主人公と私のテンションがよく似ているらしいのですが、これは喜ぶべきことなんでしょうか。わりと戸惑います。 「イカ篇」潰れたコンビニが新しいお店に生まれ変わっていたので迷わず探検する主人公。そこは「イカ」をとりあつかう「イカ屋」だった。ところがオカペイラ銀河産のイカの水槽には、「芦ノ湖産」の文字が。そう、本当はこの店、「イカがわしい」のイカ屋だったのだ! 2013/02/03
Hail2U
0
あいかわらずぶっ飛んでる作品。クリスマスの話はちょこっとだけミステリーだけど、解決方法が超強引w まあそういう作品なんだけどw 7/10点2012/05/12