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富士見ミステリー文庫
魔法遣いに大切なこと〈3〉夢色に染まる秋天の下で

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  • サイズ 文庫判/ページ数 230p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784829162477
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

―今日、夏が終わるんだ。深呼吸してユメは、自らに言い聞かせた。「合格です」小山田の声が高らかに響き、ユメの頭の中は瞬間真っ白になった。しばらく後、たくさんの想いが走馬灯のように心の中を駆けた。魔法遣いになるために、この街にやってきた。そして、さまざまな人と出会い、ひと夏の間に、いろいろなことを学んだ。ほんとうに大切なことを。でも、それは未来への一歩目でしかなかった。魔法遣いになるための研修に合格し、故郷に戻ったユメを待っていたのは、クラスメイトや母親との日常・学校生活。何も変わらない毎日だった。そんな折り通学路の途中にあるお地蔵さんにまつわる謎を追いかけることになるユメ。秋から冬にかけて過ぎる遠野の季節の中で、彼女は、将来の選択に悩み、成長をしていく。大切なユメの思い出と一緒に、あなたも彼女の未来を少しだけ覗いてみませんか。

著者等紹介

山田典枝[ヤマダノリエ]
脚本家・竹内日出男氏に師事。「中学生日記」で脚本家デビュー

枯野瑛[カレノアキラ]
水城正太郎率いるゲーム製作集団「A‐TEAM」所属
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

みるく

3
合格おめでとうなのです>ユメ2015/08/13

ゲシャン

3
再読。渋谷での夏が終わり、舞台は故郷の遠野で季節は秋に。冒頭の場面が好きだけど、後はエピローグといった感じです。魔法が在るからといって必ずしもソレが必要なわけではなく、遣えるからといって遣わずに自分の夢を優先にする頑固者がいたり、魔法遣いになる許可は得たけど未来に悩む少女がいたり。ユメがどんなオトナになったのかもっと知りたいと思いました。それにしても、小山田先生の挿絵はどの巻も完全にホストだなあ2015/01/13

小麦茶

1
この世界って完全に破綻してるようにも見えるな...魔法遣いが魔法遣いを取り締まっているんだろうけど、それでもいくらでも悪事に使えそうだし未登録だとやりたい放題にも思える2012/10/28

浅木原

1
原作者より原作のあるべき形を理解したヒーリング小説の傑作。あの原作からよくぞここまで……。2004/04/14

風鈴

0
TVシリーズの後日談です。 前2作とは違って、なにやら始終甘酸っぱいモノが、漂っております。 単独で読むより、全作品を読まれてから、一番最後に読まれることをオススメいたします。 2005/08/02

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