富士見ミステリー文庫<br> 二人で見つめる土曜日―DEAR〈3〉

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富士見ミステリー文庫
二人で見つめる土曜日―DEAR〈3〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 373p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784829161593
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

「どうして話してくれないんですか?私は頼りになりませんか?真鶴さんには話してるのに…正吾クン…なんで?」攻めるでもなく、静かに紡ぎ出される秋葉の言葉。それが、正吾の心に刺さっていく。正吾は言葉を探した。しかし、それは言い訳にしかならなかった。みたび“天使”トーカに召喚され、殺人を防ぐコトになった高校生・青山正吾。しかし、今回は友人の千尋もパートナーとして一緒に召喚されていた!?大雪で孤立した冬山のロッジ。そこで起きる凄惨な連続殺人事件。複雑に入り組んだ謎と、そして彼女の気持ちを解けるのか、青山正吾?タイム・ループ・ミステリー第三弾。

著者等紹介

新井輝[アライテル]
「ホビー・データ」を経て、現在フリー。ゲーム製作のノウハウをもとに、小説家として本格始動
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

J・Kaiyou3426

3
読了。雪山が舞台のシリーズ三巻目。雪山の山荘で起こる連続殺人事件、体入れ替わりと色々な物が詰め込まれていて、いつになくボリュームがあって良かった。次々と人が死んでいく過程は読んでいて、この後の展開が気になって一気に読んでしまった。 それにしても事件が解決してみたら、なんてことはない結末でちょっとびっくりしたが、流石にやり過ぎじゃないかと思う。 2015/05/31

ゲシャン

2
雪山の山荘で起こる連続殺人、入れ替わる体、など色々な要素が詰め込まれた作品でした。再読だったので話のオチもわかっててそうでもなかったですが、初めて読んだときは今作の展開はショーゴ同様どういうことか分からずハラハラしながら読んでた記憶があります。さすがにこのイタズラはやり過ぎじゃないかな(苦笑)2014/01/11

schizophonic

1
秋葉……めんどくさい娘……超鈍感な彼氏とその幼馴染の気の置けない関係をずっと見せつけられてりゃ、気持ちは分かるけど、よりによって、いまにも正体不明の殺人鬼に襲われるかもしれないって、そのタイミングで、キレますか。修羅場好きだから、許すけど。2013/03/01

tuppo

0
でも、やっぱり不安だから2013/11/30

tuppo

0
トリックもミステリ的ハラハラ感も登場人物の恋愛模様も、やりたいことが全部空回っていて。僕がこの本の作者だったら人に読ませたくないかなぁ……2012/07/28

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