• ポイントキャンペーン

富士見ミステリー文庫
Dクラッカーズ〈2〉敵手―pursuer

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 文庫判/ページ数 286p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784829161319
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

梓は、悪寒に震えた。薄暗い地下室には、多くの魑魅魍魎が跋扈していた。―逃げなきゃ。非常口を目指し、梓は走った。相棒の千絵とともに。突然、入口に立ちふさがる青いコートを羽織った影―物部景は、不敵に笑った。「好奇心猫を殺す、だな」ある少女の依頼を受け、カプセル・パーティーに潜入した「実践捜査研究会」の千絵と梓は窮地に立たされる。しかし、それを救ったのは、幼なじみ物部景だった…。カプセルと景に秘められた謎が少しずつ明らかにされる。ネオ・アクション・サスペンス第二弾。

著者等紹介

あざの耕平[アザノコウヘイ]
第九回ファンタジア長編小説大賞出身。’99年1月「ブートレガーズ神仙酒コンチェルト」で富士見ファンタジア文庫にてデビュー
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

晦夢

6
裕子の事件を追い続ける梓と千絵。その途中で新たな組織DDと接触する。段々と裏側が見えてくる。ミステリーな感じも少々。カイムって悪魔が鶫の姿なのは自分の名前から知ってたのに気づかなかった← 次巻以降も楽しみ。2014/03/31

じお

4
★★★★☆ 再読。千絵と共にカプセルの事件を追い始める梓、セルネットに迫る彼女達に飢えた黒犬が来訪する、異能ジャンキーラノベ第2巻。個人的にお気に入り甲斐氷太の登場、当時読んでた時はチンピラなのに頭がキレて最強キャラ、この矛盾を詰め込んだような無敵感が好きで、改めて読んでも良いキャラだなと、茜との関係性も好き(語彙力)。ストーリーもミステリーから段々異能バトル感を強め俄然面白くなってくる。景ちゃんのボロボロっぷりを見ていて、これ持つのか…?と心配になった思い出。そして問題の第3巻に続く2020/05/04

薫流

1
濃くなっていく夜の気配。今でこそ、サイコパス、って言葉をよく耳にするようになったけど、鑑賞するカイムはまさにそれだよなぁ。世界観を理解する、というよりは引きずり込まれていくような感覚で、否応なしにページを繰るペースは上がるというもの。景ちゃん、大丈夫なのかな。ひっそりお気に入りの甲斐も出てきて、幕開け感はとても強い。2017/10/07

コリエル

1
再読。この辺まではまだ「ミステリー文庫」しようとしている雰囲気があるんだよね。DDの雄・甲斐氷太が登場し、次巻からは一気に物語が加速する。2015/03/23

くろ

1
1巻よりさらに面白くなっていた。これが先へと読み進めるとさらに面白くなるとか。期待が高まる。2012/02/05

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/529722
  • ご注意事項