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内容説明
『神曲』セルとUGN京都支部の戦いは、双方に多大な打撃を与えて終結した。しかも朱香の母であり『神曲』のリーダーでもある“プリガトーリオ”とUGNの最強エージェント“ブレイクエンド”は共に姿を消してしまった。それから一週間、混乱に陥る京都に、新たな勢力の数々が表舞台に姿を現し始める。襲い来る死者の軍団、巨大な機械の兵士、天を衝く巨獣。息つく間もない戦いの中、ミユキと朱香は隠された真実を知る―。異端のダブルクロスリプレイ、第3弾。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
朧月
5
「私の顔はめっちゃ近いよ」のくだり、好きですね。 ラブコメ要素楽しい。 単純なシナリオ構造に、キャンペーンの設定晴らしを織り交ぜていくマスタリングのやりかたは参考になりますね2018/06/30
ねぎ
2
キャラクターを深く掘り下げるシナリオを作るGM。それに応え、苦悩し相談し、気付いていくPLたち。敵であれ、味方であれ、欲望(ねがい)のために傷つけあうのが人だから、形はどうあれそこに結ばれる絆に心が揺さぶられのかと感じる。大願とは遠い人の願いまでもう僅か。2014/08/05
つくし
2
底がある……話の底を割ったらまだ底があるよこれ……もう最後まで目が離せない。九鬼さんと晃士郎はホントかっこいいわ……そして百合とノマカプの三角関係非常に美味しいです(調教済みの目で)2013/08/30
akiu
2
前回暗い終わり方をして各キャラがふさぎこむ中、怪獣・ゾンビ・巨大ロボと珍妙なB級映画テイストを振りまきつつ、PC を鼓舞するかのようにシナリオに巻き込んでいったマスタリングに感動しました。空回り感もあったけど、結局みんな楽しく乗せられていったように思います。後半の話は、戦闘だけのシンプルなシナリオですが、その戦闘自体に工夫が見られて面白かったです。また、シリーズ全体から見ても、次々と衝撃の事実が明らかになっていくので、本当に目が離せません。次巻も期待しています。2011/01/21
クローカ
2
TRPGリプレイ。三巻目ですが、未だテンションが落ちずに『一番面白いところ』を突っ走ってるのが素晴らしいです。挿絵(及び第五話の敵)がえらいことになってたり、ミユキと朱香の迷いが吹っ切れたりと爽快感のある巻でしたが、次はどうなるのやら……!2010/10/21