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内容説明
ロマールに戻ったぺらぺらーずに早速盗賊ギルドから呼び出しが!待っていたのは、ギルドの大幹部、しかも超色っぽいお姉さんだ!これまでの功績から幹部昇進を打診され、二つ返事でOKしたクレスポとベルカナ。他のメンバーも異論はなく、お気楽冒険者から一転、ぺらぺらーずの幹部候補生としての冒険が始まった!いまだに新人?GM藤澤さなえが海千山千のベテランプレイヤーたちと贈る好調リプレイ、急転直下の第5弾。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
朧月
5
幹部昇進への道。 プレイヤーがやりたいことをくんで、それに対応したシナリオが提示できる。これは本当にTRPGの王道的なシナリオ。すごくワクワクします。 二つ目のシナリオの推理部分。そんなに簡単じゃないと思いますし、”気がついてくれるはず”を前提にしたシナリオ進行はやや疑問。それらを最後の振り返りできちんと踏まえて、GM自身が、こうすればよかったという方法を提示する流れは良いと思います。良いアフターセッションが出来ているのではないでしょうか。 このパーティ、戦闘力偏ってるので、戦闘は淡泊になりがちですね。2014/01/19
てんぱい
4
いよいよ幹部の座が見えてきた。このパーティにハイレベルの相手をぶつけても上手く乗り切っていけるのではないだろうか。そう最後の戦闘を読みながら思った。それなりの条件があればの話だけど。真正面からはさすがに無謀だどうけど。2013/11/09
akiu
2
盗賊ギルド幹部への道。PC 達が GM の思惑と違う方向に行くところは、いつになくハラハラしました。このシリーズは GM 側の心の動きが赤裸々に描かれているので、どうしても肩入れしてしまいそうになりますが、シナリオが上手くまわっていかないのはお互い様だと思いますし、そこがまた TRPG の面白いところでもありますね。その後のリカバリ能力も含めて、初期の慌てっぷりがうそのように上達したマスタリングに感心したりしながら、引き続き読み進めております。2012/04/27
ちゃか
1
PCたちの中から湧いて出たモチベーション。盗賊ギルド幹部バーゼルの追放。まぁ、それは抜きにしてもレベルが上がってきたから幹部になってやろうじゃないか、という意思があるんですよね。それを受けて、藤澤GMが送るクレスポがギルド幹部になるキャンペーンの開始。今回は、まぁ能力と実績から、幹部候補にして、幹部になるための試験を受けてもらおう、という流れ。 ベルカナがどんどん腹黒策士というか詐欺師になっていくなー。ファンドリアの腐敗具合に怒っていたのってベルカナじゃなかったか。2014/03/26
ただの猫好き
0
PLの目的が明確になることでこうも違いがでるのかが如実にわかりますね。キャラごとに自分の個性が固まっていくのも見て手に取るように。特にベルカナさんがリーダーポジに近い指針を提示しているので、モチベが上がっていくのがいい2019/12/02