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内容説明
RPGを愛するベテランゲーマーが、ときに優しくときにカゲキにRPGを語る辛口コラム。プレイヤーが、シナリオにはない行動を取った。さあどうしよう?プレイを始めたとたんキャラクターが死んでしまった。サイコロの目をごまかしちゃいけないかな?プレイヤーが多いときのマスタリングのコツは?逆に少なかったら?ちょっとデンジャラスな設問を果敢に斬りまくる。
目次
キャラクターとプレイヤーは違うぞ
ダンジョンは水族館?or遊園地?
演技についてもう一度考えてみよう
じゃあ、RPGってイカサマなわけ?
ルールとドラマの不透明な関係
時代劇RPGでシナリオを作ってみよう
ルールとシナリオ、どこまで守る?〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
akiu
4
3年前に読んでいたことに途中で気づいた私である。蔵書管理とはなんだったのか。ともかく、TRPG で悩みがちな「微妙なところ」をついていて、面白いと同時にタメになりますよね。一方で、最近のシステムでは、その悩みどころをうまくルールに落とし込んでいるなと思います(悩まないようにしてくれている)。他、前回の感想以外のところでは、プレイヤーひとりシナリオの話が面白かったです。インセインとかに使えそう。2015/09/30
クイックラック
2
テーブルトークRPGで遊ぶにあたって、プレイヤーとキャラクターの違いや「演技」の話から「ウソをどこまで許容できるのか?」「GMはイカサマをしても良いのか?」という深い話や人数別のシナリオの組み立て方.......今読んでも面白い。特に「プレイ中にシナリオを変えるか?ダイスの目をいじるか?」なんて今も尽きない論争のひとつで面白い。ただガルフとダイスはなんであの話を五竜亭でクイズにしなかったんだろう?(笑)2021/08/31
akiu
2
TRPG コラム。20年近く前のコラムですが、色々と参考になる部分もあり、面白かったです。ルールとシナリオのバランスや、プレイヤー人数の好みとか、人それぞれと言っても、色んな要素が組み合わさっているのだなと思ったり(私は、プレイヤーは少ない方が好きで、シナリオは一本道系でルールの方を変えちゃうタイプかな)。マスターへ置きザイを推奨していたのにはちょっと驚きましたが、マスタリングのテクニックのひとつとして考えると、理解できなくも無いような。2012/06/20
影実
1
再読。ドラゴンマガジン誌上で連載されていたテーブルトークRPGに関するコラム集。主にGMを行う際のスタンスや考え方などについて取り扱っており、20年以上前の本だけど今でもTRPGを行ううえで参考になる話が多い。プレイヤーとキャラクターの賢さの違い、ルールをどこまで厳密に守るか、ダイスの出目をごまかしてもいいのか、何人程度でのセッションが好きか、などなど短いながらどのテーマも面白い。2023/04/08
フィーネ
1
TRPGのGM視点の話。どういう姿勢でゲームに臨むのか、いろんな解釈がまとめてあったりして、どんな考え方があるのか知るのに役立つ。2013/07/02