- ホーム
- > 和書
- > 文庫
- > ティーンズ・ファンタジー
- > 富士見
内容説明
〈奈落〉でついに暗黒の女王と対峙したレイストリン。一方、パランサスの攻防戦のまっただなかへ、キャラモンとタッスルが帰りつく。タニスと再会した2人は、キティアラ軍団に苦戦を強いられたソラムニア騎士団を残し、浮揚城塞で、(上位魔法の塔)をめざす。レイストリンの帰還が目前に迫っていたのだ。すでに〈塔〉では、レイストリンを迎えるためにやってきたキティアラとダラマールが壮絶な死闘をくり広げていた…。双子の愛をみごとに描きぬいて大団円を迎える〈ドラゴンランス〉シリーズ、感動の完結篇。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
そら
2
【伝説】は当に双子の兄弟の愛と絆の物語でした。 ラストは名シーン。2014/04/23
yabazo
1
ついに完結!双子を中心として、いろんな人の心の葛藤が描かれる。アビスでレイストリンの前に現れたキャラモン。そのシーンがとにかくかっこいい。タッスルもタニスもクリサニアもダラマールも、そしてブープーもみんながこの大団円を盛り上げてくれる。この本を何年もの間読まずに放置していたが、楽しみもとっておいていたのです。それを読み終えた今、やはりちょっと寂しいですね。でも作者あとがきにもある通り、クリンでの冒険はこの後もずっと続くのでしょう。そう思うとタッスルやキャラモンやタニスの姿がいつでも思い描けますね。2021/06/17
マサトク
1
こんなに深くて重い話だったか。20年ぶりに再読して分かるものもあるな。「伝説」は、最初から最後まで、キャラモンとレイストリンの話だなあ。暗いけど、読めてよかった。2015/02/16
よっく
1
戦記から通して読みましたが、とてもとても楽しかった。 ハンカチ持って目元押さえながら読んだ本はこれが初めてかも笑 レイストは褒められるような人間ではないけれど、だからこそあの生き様にわたしは人の希望を見た。 昏倒するまで詠唱を続けるマジックユーザー、咆哮するドラゴン、剣で斬りかかり、蹴り、盾で頭をどやしつけるファイターたち。ファンタジー好きな人にはワクワクする戦闘シーンもたくさんです。
紺
1
ついに双子は奈落で再会する。 160ページからはどう考えてもドラゴンランス屈指の名シーン。 旅で軍を率いて成長したキャラモン、クリサリアへの愛を認めたレイストリン。 レイストリンを見捨てられないキャラモンと、キャラモンへの信頼を捨てていないレイストリン。 この二人は屈折しながらも人間臭い所があって、見ていてイライラしながらもこの結末には涙せざるを得ない。2011/06/18
-
- 和書
- 黄金の鍵 ちくま文庫