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内容説明
ようこそ、私立碧陽学園生徒会室へ。美少女役員四人+おまけ一人、生徒諸君のため、過去を振り返ります。始まりはあまりにも衝撃的だった。「ただの人間には興味あ(自主規制)」…記念すべきシリーズの1巻目でまさかの自主規制。物語は動き出すといいつつも、繰り返される日常。暴走する妄想、青すぎる青春。ここを読んでも内容が分からない作品紹介と、おかげさまでいろいろやらせていただきました。でもあの頃があるからこそ、今がある。何もかもが特別だった十代の日々。終わりじゃない、これは始まり。じゃあ最後は、せーのでいきましょう。せーの!「これにて、第三十二代碧陽学園生徒会、解散っ!」。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
王蠱
73
最終巻ということで買ってから読み始めるまで覚悟というか名残惜しさからか少し時間がかかった。卒業式と生徒会の場面を交互に展開していき、それぞれの告白、というか宣言とエピローグというやり方はある意味ありきたりだが心に響くところが確かにあった。本編はこれでラストだが番外編や後日談も出るということでそちらもかなり楽しみ2012/01/23
とら
49
完結。今度はしっかり本編。もうこれ以上にない大団円だったと思う。何というか、ここまで自分は本気で青春時代を送っただろうかと考えてしまう。卒業式という場で、涙を流すことが出来る人って、結構本気で尊敬していた。それくらい思い出が沢山あったってことだから。自分もせっかく卒業式だから…って感じで今までのことを回想したり(高確率で合唱の時)するけど、するだけのものだった。いやでも楽しかったんだけどね!でも涙を流すことが出来るのは何ランクかやはり上だなあって思う。そんな感じのことをこの作品の卒業式を読んで思い返した。2015/11/04
Yobata
35
一存シリーズ最終巻。迎えた卒業式。式ではそれぞれが感動の挨拶をする。生徒会室では大掃除でこの一年間を振り返ったり、何を残せるのかを考えたりする。そして最後の生徒会の日、1人残ることになる杉崎に最後の言葉を送り、杉崎もその返事を返すという感動のフィナーレ。このシリーズらしい笑いありシリアスあり感動の最高の終わり方になってると思う。これが杉崎が築いてきた関係と絆だと思うと素直に凄いと思う。第三十二代碧陽学園生徒会、最高だった‼ありがとうw!(さすがに表紙は杉崎じゃないんだねw)2012/08/14
トミーリョ
28
最終巻ということで、切なく感動的なシーンを畳み掛けつつ、オールナイト全時空のようなこのシリーズらしいギャグもちゃんとあって非常に満足。特に杉崎と生徒会メンバー個々のイベントから最後のHRでの点呼に至る流れはそれぞれのお互いを大切に思う深い想いが伝わってきてとても印象に残る。金蘭の2-B最終回に引き続きとても丁寧かつ綺麗にまとめた最終回となっていたので、番外編ラストとなる土○と、新生徒会への期待値もおのずと上昇。かなり楽しみ。2012/02/12
524
28
☆10+ 作者 葵せきな 生徒会の議事という名目でくだらないことを駄弁り続ける日常系の作品。本編完結ということで、作者や関係者にはこの作品を生み出してくれたことに感謝している。今でこそ日常系のライトノベルは増えたが、やはり「生徒会の一存」は先駆者であり開拓者であり、そして原点であり頂点であったと思う。【お気に入りキャラ:桜野くりむ】2012/01/22