富士見ファンタジア文庫 ダークロード〈４〉闇黒の君臨者

十月 ユウ【著】

富士見書房（2011/07発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 317p／高さ 15cm
• 商品コード 9784829136607
• NDC分類 913.6
• Cコード C0193

内容説明

兄弟が殺し合うという苛烈な王位継承戦に巻き込まれた、青年貴族のルイヤ。保養地での一件以来、琉妃との交わりを拒絶するルイヤだったが、そんな中王党派が主催する舞踏会が幕を開ける。溝を深めるルイヤと琉妃に、王族の長姉バシリッサと次兄ルクスの魔の手が迫り、引き裂かれる二人。琉妃が偽りぬくもりを求める一方、刻大公との決闘で絶対絶命の窮地に陥るルイヤ―。「正しい愛なんて、最初からこの世にありゃしねーよ」時を超え、運命を超え、今ここに先代闇黒卿が再臨する！！すべての闇が、女が、彼に跪く。世界に抗う退廃の黒十字・ルイヤの戦いを描いた、闇と戦いのダークファンタジー。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[みるく]

面接受ける王族(^^;

2015/10/25

[ren]

これなんて官能小説⇒意外と純愛という結論に至った本作も駆け足ながら完結。正直、7人中まともにバトルしたのは2～3人だった王位争いは二の次で、この作品の本質は【ダークロード】の称号を持つ者の生きざまにあったのだな。何にしても、今巻は最後の最後までドS分は控えめに感じた私は末期（笑）次回作は方向性が少し変わるみたいですが、期待しています。

2011/07/20

[NOB]

ちょいエロありなので、息子の本棚の文庫コーナーの後ろっかわにこそっと置いてたら、バレてました。前作のトリスアギオンは図書館で読んでたので、そりゃ読むか。「表紙メガネじゃないのな」と突っ込み処も同じでＤＮＡ怖い(>_<)

2017/04/08

[みずまさ]

打ち切りかと思わせる急展開で一気に完結。締めるところは締めたので文句はないですが。

2013/06/25

[菊地]

一気に展開が加速して完結。ヒロインとの恋愛面での決着、残りの王族の登場・退場、更に王との対決まで全部詰め込むのは、これまでのペースを考えると打ち切り決定による駆け足エンドと思われても仕方ないよな……いいところもあるシリーズだっただけに、色々勿体無い終わり方でしたね。

2012/03/22