生徒会の木陰―碧陽学園生徒会黙示録〈５〉

葵 せきな【著】

富士見書房（2011/06発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 340p／高さ 15cm
• 商品コード 9784829136478
• NDC分類 913.6
• Cコード C0193

内容説明

私立碧陽学園生徒会―そこは、美少女メンバー四人が集う楽園だが、その楽園を支える、日陰者たちの存在がいることを忘れてはならない。「黙示録」だからこそ！という甘い言葉に誘われ、登場するも表紙を飾ることは出来ない、陰の存在。誰だって物語の主人公になれるはず！そんな淡い希望と、儚い願いを胸に、いつ来るとも分からない、その日に向けてアピールを続ける悲しい彼らに、ついにスポットが当たるときが来た。主人公、杉崎鍵のクラスメイトでありながらも、脇役というポジションから抜け出せなかった彼…ではなく、彼女に。これは何かのフラグか。急速に動き出す２年Ｂ組の恋愛模様にも、目が離せないっ。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[とら]

基本的に書き下ろしが一番面白いという事実に気付いてしまった…自分がこの作品に何を求めているかということが、おそらく最初の頃とは変わっているからかもしれない。キャラクターに愛着が沸いてきたので、この作品の魅力が元々はただただ意味もなく雑談をする行為というものなのだとしても、次は人間関係とか、何かそういうドラマを求めてしまっているのだった。主に恋愛方面で。あとあまり推しキャラとか語ってなかったけれど、個人的には深夏が完全に一位である。あと巡かな？2年B組のエピソードもっと来いと常に願っている次第なのでした。

2015/11/03

[Yobata]

今回の表紙からは生徒会メンバー以外も！今回は巡inアイドル衣装ｗ二年B組では雪合戦で戦士（校務員）が登場し戦争化したり、一年C組ではクラス全体で真冬ちゃんをストーキングするという気持ち悪い展開になる。そして外伝も終わりに近づいてきてシリアス部分も多くなってきて、二年B組の恋模様も段々と決着に近づいていく。今回の短編はSにまつわる短編。ドS探偵の知弦、S級エスパーの守、Sサイズの会長。会長の話は悲しかったけど、守が主人公の話は面白かった。やはり守は主人公にはなれないんだねｗｗ巡の告白キター！！！

2012/08/22

[KEI]

購入。安定の黙示録シリーズ。何度声に出して笑っただろうか。以下内容を抜粋。エプロン×深夏最高。ジェノさんww。巡守残念姉弟。椎菜に出番と絵を。真冬マジ天使。そして、急 展 開！！次巻を速く！！

2011/06/19

[ynor]

1Cの仲良しさが眩し過ぎて死にたくなる短編集。こういう学校生活送れたら楽しいなあ。バカテスに通じる。あとドＳ探偵は酷い。酷すぎる。雪合戦と合わせ笑いを堪えるのがやっとだった。

2011/06/27

[わたー]

休日にクラス全員でストーキングって…さらにヤバさが上がったな1年C組。なまじ団結力があるせいで、傍からだと異常性がさらに際立って見えるのがなんとも。