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内容説明
その朝、佐藤光一は混乱と驚愕の極みに立たされていた。広美が甘えてくる。一樹が童貞じゃない。チダイが普通にちょんまげしてる。そして笑顔の兎乃は、透き通っている(比喩でなく)!!あり得ない。記憶操作系ネメシスか?平行世界に飛ばされたのか?己の知る「現実」―『木漏れ日現象』やシェードのことを必死で説明する光一に、年相応の美しい姿の薫が問いかける。「ねぇ…あんた、夢と現実の区別、ついてる?」それは、ネメシス“幸福夢幻”が映し出す理想の世界。誰よりも夢見る少年は、「現実」を取り戻すため、そしてアルルの居場所を守るため疾走する!夢と現実が火花を散らす、夢追人最強伝説。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KUWAGATA
5
主人公の初期設定とか置き去りにされた感がハンパない(ライトとか)。中二病というよりはバカの括りですね。まあそのほうがタイトルの趣旨には近いのか(笑) それにしてもイラストがどうにも馴染めないな~。2013/09/16
張 五飛
5
普段とは逆に周りに振り回される光一が何だか新鮮でした。そんな冒頭の日常パートとは裏腹に後半はシリアスやバトルたっぷりで内容としてはすごく充実してたと思う。明日菜の隠していた秘密や本の所有者の暗躍など、続きが気になる要素ばかりでした。唯一の不満はロリ宮ちゃんが活躍してないところかな。デカ宮ちゃんも可愛いけどやっぱりロリ宮ちゃんが一番可愛いよ!2011/01/11
水無月冬弥
5
中二病サイコーと思うくらい格好いい! 普段ヘタレてるので余計にカッコいい2010/12/29
絵空那智
5
加速的におもしろさが増してる気がする。光一カッコよかったし、アルルも今回はちゃんとヒロインしてたし、展開も熱いしいつも以上に良かった2010/12/24
いけせ@特異性信者
4
うん、今回は一番アツかったんじゃないかな。心路と主人公の組み合わせで来たのはよかったかもね。メガネ幼馴染みの可愛いところも見れたし、主人公の戦い方も面白かった。そして驚愕の事実だが、出すのが意外と早かったなあ。これに関しても、現在が希望の一回目なのか、それともそれ以前に希望を掴んで今の状態になっているのかが凄い気になる(一応一回ではなく一握りだからな)。時間ものとか閉鎖空間とかは好きよ。〆をばっちり決められないのはそれが「現実」だからではないだろうか。(コメントへ)2011/02/06