富士見ファンタジア文庫<br> ニンゲンのアシタ THE DEATH BELL 2nd.HALF―ストレイト・ジャケット〈11〉

電子版価格
¥792
  • 電書あり

富士見ファンタジア文庫
ニンゲンのアシタ THE DEATH BELL 2nd.HALF―ストレイト・ジャケット〈11〉

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 文庫判/ページ数 476p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784829135655
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

「一体誰があんなものを…」若き機械工ジャック・ローランドは呆然として呟く。それは突如としてトリスタン市に屹立する巨大な『柱』だった。それに近づくと殺されてしまう。混乱する市民。やがて複数の柱から発生する光の筋は、ドーム状の結界となって市を閉鎖する。恐慌状態に陥った封鎖都市で、レイオットの還りを待つカペルテータはある決意を固めていた―。時を同じくしてレイオットとフィリシスは、廃墟の街イゾルデで“結社”の盟主オッフェルトリウムと死闘を繰り広げていた。だが、圧倒的な力を前にして、レイオットの拘束度数は残り―二。レイ、カペル、そして人々の運命は?―大人気シリーズ堂々の完結編。

著者等紹介

榊一郎[サカキイチロウ]
大阪府在住。第9回ファンタジア長編小説大賞準入選作『ドラゴンズ・ウィル』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

遊辺

5
最・終・巻。長年追って来たシリーズの簡潔というのは感慨深いものです。前巻で突然現れた神様リマと、神様のなり損ないヘレナ。突然ではあったにしろ、世界観のロジック的に突飛でもなかったので、すっと物語に出てきてすっと消えてしまったという印象です。超越者は超越者として、ニンゲンは――資格者や源流魔法使含めて――人間として、ままならない存在として、それでも、この世界で、生きて在る、子を成し老いて死に、それでも、人の間に在り続ける。そういう物語なのですから。2019/02/16

ryoku

5
今回で最終回、大団円。一連の事件についに決着。人間サイドは成長し変わって行き、資格者達はその力ゆえに成長することを忘れ自分達が何であったかを見失った、その差このような結果となったように思います。ネクストの企画もあったようですが実現しなかったらしいのが残念。機会があれば読んでみたい。2010/09/25

inugamix

4
うわああああついに明日が来るんだよレイにもカペにゃんにもフィリシスにも! 絶望と虚無の深い深い淵をそれぞれ足元に感じながらそれでも明日は来るのだと信じることがやっとできた、ニンゲンって素晴らしいなあー! しかしレイオット貴様は許さん(最終頁参照2012/01/10

松竹バイバイ

4
本当に面白かったなぁ。絶望的な状況からあれよあれよと逆転していく展開は熱い。それぞれのキャラクターの特徴とか成長が良く出てたし、これぞバトルものって感じ。キャラクターにしろ、ストーリーにしろ、長い間第一線を走り続けてる作家の貫禄を見せ付けられた。榊一郎、集めてみようかなぁ。2011/04/18

オルガ

4
完結おめでとうございます。10巻の絶望的な状況からどのように挽回するのか期待してたのですが、盟主戦はやや期待はずれでした。後半は熱い展開で良かったのですが、欲を言えば敵の幹部たちのキャラがあまりたってない気がしました。エンディングはハッピーエンドで大満足です。次の世代のストジャ、見たかったなあ。2010/09/28

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/638112
  • ご注意事項

最近チェックした商品