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内容説明
はじまりは、僕・淡谷雪国のひとめ惚れ。ヅラをかぶってシュミーズはいて、姉の舞ちゃんになりすました、ドキドキの入れ替わり女子校ライフ!それは全部ぜーんぶ、一駿河さんのため。だけど“あの”ダンスパーティーのあと、僕はもとの学校へ戻り、古葉さんと付き合うことに…。どうして、どうしてこうなった?答えは出ないまま、高校受験がはじまる。卒業まではあと少し。一駿河さんの、古葉さんの、舞ちゃんの、そして僕の…それぞれの想いは、掛け違えたボタンのようにちぐはぐで。だけど。だけど!いくら回り道をしても、僕と舞ちゃんとみんなで、最後はきっと笑えるはずなんだ。♂♀入れ替わりラブコメ、ファイナル。
著者等紹介
竹岡葉月[タケオカハズキ]
『ウォーターソング』(コバルト文庫)でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KUWAGATA
4
完結。上質な王道ラブコメでした。女性ならではの秀逸な心理描写と、ちょっととぼけた文体が、実に心地よかったです。女流ラノベ作家といえば真っ先にあがるのが野村美月さんですが、竹岡さんも女性らしさを生かしつつ、うまくラノベの世界観を構築されている作者さんだと思います。2013/11/22
タカユキ
2
最初っから切な過ぎて胸が痛いイタイ…つか「観覧車」は泣くて(;つД`) それでも終盤ですれ違っていた仲間がまた集い、雪国と蜜のために動く姿は最高でした。竹岡葉月先生、素晴らしい青春をありがとう。2010/05/20
らっこ
1
姉弟入替シリーズの最終巻。恋愛模様も全て決着をつけるということで、コミカル成分は控えめです。ただ、最後なのにメインヒロインである蜜の存在感が薄めだったのが少し不思議。鳥子に思いっきり共感してしまっていたからかな。綺麗に終わっていたのは満足です。2018/01/27
登良
1
完結。綺麗に締めていて満足。2014/07/28
こんこん
1
全力で明後日の方向に走っていって、転んで、泣いて、そして。愛おしいすれ違いのおはなしでした。2012/06/17