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内容説明
傭兵の国ログレス。「黒のオーロラ」によって、外界と断絶されたつまらない国に、ひきこもりでやさぐれた俺がいる。俺の名はグレン・ユーク。ある日、俺は訪れたバザーで“ネコ耳メイドロリ美少女フィギュア”を手にする。驚くことに美少女人形は武器にかたちを変え、おまけに人形屋のオッサンとのバトルが勃発。辛くも逃げ出した俺に、その人形“剣精”は自らディアと名乗り、さらに続けた。「外の世界を見てみませんか?」と。その日から俺とディアの、外の世界に出る権利“至高の四本”をめざす“剣精試練”がはじまった!なりゆきでロー→ハイテンション・バトルファンタジー、満を持して登場。
著者等紹介
大楽絢太[ダイラクケンタ]
第17回ファンタジア長編小説大賞佳作『七人の武器屋』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
スパーク
2
なんかダイジェスト版みたいだ( ̄○ ̄;) 世を拗ねてるはずなのに、案外簡単に人を信じてるなぁ(笑) ストーリーの進行スピードを多少遅くして、もっと書き込んでくれると尚良し(*^-^)b2009/12/10
冬葉
1
結構前に読んだから内容をあまり思い出せないけど、ライエルとの絡みが好きだった記憶が。この作品から大楽先生を知った人は可能であれば代表作である『七人の武器屋』をよんでほしいです。2015/10/29
524
1
☆3 【紙】ひきこもりの元傭兵が剣精戦争に巻き込まれるファンタジーバトル。なんというか薄っぺらい。本の厚さではなく設定が。主人公のひきこもり設定、国を取り巻く環境、剣精戦争の背景などとにかく最低限にも足らない説明のままバトルが始まり、中味のないバトルで終わってしまったため読んでいて面白くない。作中で固有名詞の出たキャラが死んだのに何にも思うところがなかった。ちょっとお粗末すぎじゃないですかねえ…。【お気に入りキャラ:なし】2013/07/24
ザロ
1
展開が速すぎて何が言いたかったのかイマイチ伝わらなかった。周りのキャラどころか主人公すら描写が少なかったように思え、完全に置いてきぼりにされた感。2010/10/29
si-ta
1
設定とか世界観が面白そうで読んでみましたが、序盤から中盤にかけては結構面白かったです。…でも、後半の急展開には流石についていけなかった。能力の幅が増えたりするのはいいんですけど、急にあれこれ起き過ぎて内容が希薄になっちゃったのがとても残念。どうせなら剣精試験2回戦位までを1巻、それ以降を次の巻で、ってな感じに分けて内容を濃くすれば超良作になったと思うんだけどなぁ。2010/02/28