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内容説明
「けどさ、隊長だって無罪とは限らないよね?」アーニィの意見に、ジュジュが答える。「…殺人はともかく、爆破って言ってたよな。ビスマルクなら、やりかねないんだよなー」「納涼騎士団祭り」も三日目、最終日。閉会式までヒマなはずだった俺ら赤目隊は、ビスマルク隊長が器物損壊&殺人未遂容疑で逃亡中と聞かされ全員驚愕。隊長が「聖書」を爆破した!?たしかに隊長は魔導球を常備している。だけどこの事件、何かウラがあるって!必死で隊長を捜す俺たちだけど、祭りのあちこちに暗殺者が―。剣バカの俺、ミロクには推理なんて無理。だけど、やるべきことはわかってる。ジュジュ姫を守り、隊長を見つけ出すんだ。
著者等紹介
田口仙年堂[タグチセンネンドウ]
1979年千葉県生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ケーイチ
7
剣聖バウゼンとのバトルはとても良かった。あとは、あまり記憶にない。安定感抜群だから読んでるときは飽きないが、こうも記憶に残らないのは寂しすぎる。どうも人間模様が薄く感じてしまうというか。オウガン家とかかなりドロッドロな状況なのに緊迫感があまりないし、とくにチートな能力が出るわけでもないのにご都合主義な雰囲気がプンプンするというか。のめり込みきれないんだよなぁ。。ここで一旦この物語は置いておこうと思います。トーラットの行く末は多少気になるけども、なんだか大丈夫な気がするので。。。。。。。2012/11/02
はなぶさ
2
敵も味方も手際が悪すぎる…2009/10/23
nanashi
2
相変わらずおちゃらけた雰囲気だけど展開としては殺伐としている。赤目隊加入の経緯はミロクが一番底が浅そうだ2009/10/18
よむよ
1
うーん、この作者は根本的に悪人や殺伐としたストーリーを書くのが非常に苦手な人なんだろう。殺伐となるべきシーンでの人の行動があまりにも甘すぎて萎えてしまった。少なくとも、この作者は戦争という題材でものを書かないほうが良かったように思える。2013/06/04
遊水
1
個人的に見所は剣聖とのバトルシーンでしょう、やはり。まぁ今回もヤッパリニンジンなのですよ。王族が前に出すぎなんですよね。もう少し後ろで構えなよと言いたい。激しく面白いわけではないけど安定しているかなとは思う。2012/08/27