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内容説明
「じゃ、この唐揚げいただきっ」「おああぁぁぁああっ!てめえジュジュ!覚えてろよ!このロープが切れたらお前の大事なチョコレート、食い尽くしてやる!」俺、剣バカのミロクは本日もジュジュ姫にやられっぱなし。作戦が功を奏しホラキア軍に辛勝した赤目隊だが、捕虜から情報を得るため、俺を天井に吊し、妹コニーの作った弁当をジュジュが全部食っちまうという暴挙に出た!?隣の部屋のゴーモン(?)の声に脅えた捕虜たちは協力してくれたものの―これでいいのか俺!?敵地での協議に講演に、姫の仕事はテンコ盛り。さらに様子のおかしいジュジュへオウガン帝国の魔手が。
著者等紹介
田口仙年堂[タグチセンネンドウ]
第5回えんため大賞受賞作『吉永さん家のガーゴイル』(ファミ通文庫)でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
(●▲●)とらうまん(*^◯^*)
6
【積み消化】何がどうとはないんだけど、イマイチ刺さらないんだよなぁ……。2014/07/18
ケーイチ
6
毎度安定感のある作品。読んでる方の心がブレないので、集中しやすいですね。バトルシーンも安心して魅入れるし、人間関係や心理描写もとてものめり込める。まぁ、だからこそちょっと薄い感はありますが、ライトノベルとしては高水準だと思います。安いラブコメもないし、ハーレムでもないし。内容の感想としては、ミロクはこの先どうしていくんでしょう。外からオウガンを救うと言っても、シェンランが可哀想すぎる。現時点で最終巻10巻までもう出てますから、最後まで見届けようと思います。2012/10/31
くもり
5
今回も軽いタッチで楽しめた。外交関係は結構シビアだったけどね。赤目隊の大暴れは見てて楽しい。特にフェリサは弓の腕もすごいけど、あの痺れ薬の効果も恐ろしいな。怯えててもいざとなれば声を上げるベンヤミンもよかった。シェンランは厳しい立場だけどミロクと剣バカしてるのは見ててスッキリしたな。続きも楽しみ。2018/05/30
読解力なく勢いで読む人
2
オーガンに操られたホラキアに振り回されるホラキアの王子ベンヤミン。オーガンが真の黒幕と分かった諸国は、オーガンを敵視する。その中には当然ジルサニアも入る。ミロクは、オーガンの皇子としての立場とジルサニアの騎士としての立場で心が揺れる。そんなミロクにスパイ容疑も相まって不安感を抱くジュジュ。オーガンは天尾隊を送り込み何か企む―――/続きはコメ欄↓2011/06/03
遊水
1
冒頭から胡散臭いなーと思ってたらそのままでした。 お頭の残念な主人公は今回も上司をはじめ色々と振り回されます、精神攻撃がジワジワ。でもお頭が残念なので少し経つと忘れてしまいます。レギオスの主人公を前向きにしたらこんな感じになるのかなぁという印象。今回勤務先と居住の関係で板ばさみとなりますが、レイフォンとの違いは追放ではなく自主避難であり、「帰れる」という選択肢があるからこその悩みかなぁと。2012/08/26