富士見ファンタジア文庫<br> 封仙娘娘追宝録〈11〉天を決する大団円〈下〉

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富士見ファンタジア文庫
封仙娘娘追宝録〈11〉天を決する大団円〈下〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 349p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784829133798
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

かくして梨乱の手により、殷雷刀は打ち直された。爆煙が消え、現れた姿はたしかに殷雷だが…。彼は、髪の毛や肌はもちろん、着ている服からも色が抜け落ち、白銀に輝いていた!「すっぽんぽんで復活!じゃないんだね。服も真鋼製だったんだ。どうりで破れても、知らない間に元に戻るわけだ」相変わらず場の空気が読めない感じで、頭に浮かんだ言葉をすぐ声にする静嵐。そんな静嵐に殷雷が襲いかかった!やはり殷雷の復活は完全ではなかったのか!?そして、龍華に焼かれ墜落していった和穂の運命は!?すべての謎がいま明らかに!異色の中華風異世界ファンタジー・シリーズ、ついに完結。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

しまふくろう

22
十四年かけて完結したシリーズと聞いてなんとなく一気買い。絵は可愛らしくて良かった。 物語は誤って人間界に宝具をばらまいてしまった仙人見習いが回収の旅に出る話。独特の変なノリや、一瞬納得させられそうな屁理屈で説明される宝具の機能などが面白い。完結巻の真相もSFっぽくて面白かった。 この手の回収ものでよくある「俺達の回収の旅はこれからだ」な落ちだったのはちと残念だったが、話は綺麗に盛り上がりつつ纏まっていて、とても楽しいシリーズだった。2021/05/17

ABCorenge

9
終盤の数ページで明かされる、龍華姉さんの本当の狙い。大急ぎで風呂敷を畳んだ印象はどうしても拭いきれないが、この結末は当時からのファンとしても不満はない。ろくご先生の他の作品は読んだことないけど、面白いなら読みたい。2021/08/30

8
オチは全巻でなんとなく解ってたけど、いざ答えを目の前に差し出されると全てが伏線だったのかと眼を見張るものがあるし、番外編までもパラレルで済まさずしっかり組み込んでる技量は素晴らしい。SFに明るくないからこれは基本技なのかどうか理解らないけどこゆのは初めて触れたので感動しました。しかもこの冊数で美しく終わらせられてるラノベもなかなか無いのでは。純粋に打ち震えました。本当にすげー!最後まで書いてくれたのはファンとして非常に嬉しいけれど、こんなに時間空かなかったらもっと話題になってたに違いないのに!2013/04/02

でーたべーす

7
スレイヤーズ、オーフェン、カイルロッドを読んでた頃に大好きだったシリーズ。14年越しの完結です。タイトル通りの大団円。ご都合主義だろうがなんだろうが、この作品を最後まで読めて嬉しい。完全回収編も諦めないよ!2012/05/25

こわっぱ

5
ろくごまるに先生の文体とすっとこどっこいな展開と素敵なキャラは大好物。 知名度は決して高くないけど今でも好きな作家さんです。

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