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内容説明
人の命を喰らい力を発現する剣・『グロウヴィル』に選ばれたエディア家に伝わる、お伽噺。それを語ってくれた父が、幼いレファルの誇りだった。強く、仲間を裏切らないガスタークの王。だから父との「狂った『剣』には、決して触れない」という約束を、守るつもりでいた。けれど、１５歳になったレファルは思う。ストオルに故国を滅ぼされ、奴隷にされたこの３年。世界は願うほど、甘くも優しくもなくて。だったら―どんな力でも手に入れて、世界を変えるしかない。そしてレファルが“勇者王”と呼ばれるようになった世界で、運命の歯車は回り続ける。彼と同じく、お伽噺の因縁にからめとられたシオンやライナにも大きな転機が訪れる、ファンタジー・イノヴェーション。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
YO-HEY＠紅蓮ロデオ
3
ここに来て、いろんな話が１つに纏まってくる気配。ピアも出たし。トアレも。まあ、群像劇の体になってきたので作者の力量がそれに耐えれるのかの方が楽しみ。同じことを２回書くのと改行多量なのでページ数ほどのボリュームはない。2016/04/13
まろにえ
2
【再読】ヴォイスにピア参戦。外伝にそんなキャラ居たなぁ……アニメだと出て来ないから記憶がおぼろげで困った。しかし外伝のみのキャラがこうもレギュラーで出てくるとワクワク感も高まる。ヴォイスは見事な必要悪なキャラ。優しいだけじゃ救えない命があるって事を悪趣味な方法で教えてくれる。こういうキャラは結構好きだったりする。シオンは狂っている様で狂っておらず、逆に勇者を喰っていっている。そういった点を抑えながらしっかりと読了。まだ問題なくついていっている。ミルクはますます不遇に……助けてあげて本当に。2016/09/16
葉月雫
2
いろんな真実が明かされていってこの巻もめっちゃ面白い！どんどん風呂敷広げていくなぁ～。そしてついにピア登場でテンション上がるわ！大伝勇伝になってから次の巻がワクワクしてたまらん。 オススメ度：★★★★★2013/11/20
ピアス
1
三者三様三つ巴。みんなまだちゃんと人間だな。このまま狂わずに。。。2017/07/13
まろにえ
1
【再読の方にて改めて感想を記載】2008/09/21
