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内容説明
「あけましておめでとうございます!」太正十三年、正月。花組は久しぶりにのんびりとした時間を過ごしていた。黒之巣会を滅ぼし、自分たちの手で取り戻した平和を実感するかのように、正月の宴会を楽しむ少女たち。だが、その平穏は、ひとりの男の出現であっけなく消え去ってしまう。黒之巣会・死天王・葵叉丹。黒之巣会はたしかに滅び去ったはず。なのに、なぜこの男が生きているの?困惑する少女たちに叉丹は告げる。ただ一言「すべてを滅ぼす」と―。圧倒的なチカラを見せつける叉丹に、少女たちは立ち向かうことを決意する。すべては、この帝都を、愛するものを守り抜くために。シリーズ最終巻、太正乙女の決戦が、いま始まる。